本講座では、医薬関連文書を英訳するために必要な翻訳スキルの習得を目指します。
メディカル日英翻訳者として第一線で25年活躍している講師が、和文英訳をおこなうノウハウを伝授します。
翻訳需要の多い症例報告論文、副作用報告書、添付文書を課題として扱いながら、各文書で必須となる文法事項や頻出表現、英訳をするうえで気を付けるポイントや避けるべき英語表現について解説します。また、翻訳作業をおこなううえで活用できるウェブサイトや医薬品名の調べ方も紹介していきます。
開催日時
- 1回目2016年1月23日(土) 12:30~14:30
- 2回目2016年2月13日(土) 12:30~14:30
- 3回目2016年3月 5日(土) 12:30~14:30
講座内容
第1回目 医薬関連文書を英訳するうえで必要な基本事項を学習する
- 「症例」、「入院」などを表す英語表現を学ぶ
- メディカル分野での冠詞の使い方
第2回目 添付文書を英訳する (課題添削有)
- rate, ratio, proportion の使い分け
- 「程度」、「効力・有効性」などメディカル分野で使用される副詞の使い方
- 「薬の投与」、「発症」、「発熱」に関連する英語表現を学ぶ
第3回目 症例報告論文・副作用報告を英訳する (課題添削有)
- 「報告する」、「経験する」などの英訳表現を学ぶ
- 疾患名や医薬品名の調べ方、翻訳に利用できるウェブサイトの紹介
- 副作用報告(CIOMS)の英訳を行ううえで注意する事項の紹介
※1回目の授業のみ事前課題はありません。
※授業の中でも簡単な翻訳演習を行います。
受講対象者
- メディカル翻訳の勉強をしている方
- メディカル翻訳の英訳に興味のある方
- メディカル翻訳者の方
前回受講生の声
- 学校の英語の授業のような英作文とは違う、医学論文として通用する英文を書くにはどうしたらよいかというポイントを、課題添削を通じて学習することができました。
- 表記方法など、自分ではおろそかにしがちな細かい点まで指導していただき、自分の翻訳のクセを発見することができました。
- 主語が変わることにより、同じ意味をあらわす文章でも使う単語や表現が変わるなど、系統立てて教えていただき勉強になりました。
担当講師 | 早津 美佐子 先生 慶応義塾大学英米文学科卒業、シモンズ大学英米文学修士。医学情報センターでの勤務後、1990年よりフリーランス翻訳者として独立。医学論文の英訳を中心にメディカル分野での日英翻訳を手がけている。翻訳会社の信頼も厚く、メディカル日英翻訳者として第一線で活躍している。 |
開催日時 | 1回目2016年1月23日(土) 12:30~14:30 2回目2016年2月13日(土) 12:30~14:30 3回目2016年3月 5日(土) 12:30~14:30 |
受講料 | 40,000円 (教材費・課題添削代・税込) *ILC受講生及び修了生(3ヵ月以上のコース受講生)は別途割引有り(お問合せください。) ※「受講生・卒業生」は現在または過去の3ヶ月間以上の講座を受講された方とさせて頂きます。短期・一日セミナーのみご経験の方は「一般」とさせていただきます。ご了承下さい。 |
定員 | 10名 |
申込締切日 | 2016年1月15日(金) |
会場案内
お申し込み及びお支払い期日
お申込み後、2016年1月15日(金)までに下記の指定銀行口座に受講料をお振込みいただくか、当校にご来校の上、お支払いください。なお、振込手数料は各自ご負担下さい。
- 現在お申込みが定員に達したため、参加のキャンセル待ちになります。
キャンセルがでた場合ご連絡させていただきますので、参加をご希望の方は申込フォームのご意見・ご感想に一言添えてご連絡をお願いいたします。