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メディカル翻訳初級コース

なぜがんの知識が必要なのか

01日本における死因のNo.1はがんであり、したがって製薬会社は抗がん剤や治療薬の開発を精力的におこなっているため、同時に新薬の開発文書や医学論文の翻訳の需要も関連して高くなります。トライアルにも頻出する分野ですので、メディカル翻訳者を目指す方にとって、がんについての基礎知識を習得することは必須となります。

【内容】
1. がんの基礎知識 (がんの特徴、がんの病期・悪性度識、がん細胞の性質、がん遺伝子)
2. がんの統計(疫学)(がんによる死亡リスク、罹患率、生存率、がん死亡率の国際比較)
3. 代表的ながん(胃がん、大腸がん、肺がん、乳がん、白血病)
4. がんの治療 (放射線療法、化学療法、抗がん剤、ワクチン)
5. 生存データの分析(統計法)(生存分析の基礎知識)

※講義のみ。翻訳演習や課題はありません。

◆前回受講生の声◆

国立がんセンター「がん情報サービス」のデータを基に、医学の基礎知識がまったくない方でも抵抗なく、がんについて理解できる内容になっています。使用する用語についても、あえて一般的に使われている言葉で判りやすく表現して下さるため、医学用語に抵抗がある方にとっては取りかかりやすい内容です。
治療法に関しては、新聞などで目にしたことがあるような最新の放射線療法から、初めて接する抗がん剤の種類、薬剤名、商品名、また厚労省の抗がん剤承認指針や臨床試験の方法に至るまで多岐に渡ります。抗がん剤について独学で学ぼうとすると、医師が参考にするような難解な参考書ばかりで資料を選ぶ事から迷いますが、講座では現在使われている抗がん剤を分類別にわかりやすく解説して頂きました。
講師 津村建一郎先生
東京理科大学大学院理工学研究科経営工学/統計解析専攻修了(工学修士)。外資系製薬メーカーにて約25年間統計解析/臨床開発業務を担当し、新規の化合物、生物製剤、遺伝子組み換え製剤などの開発に携わる。ILC治験翻訳コース担当講師。
開講日時 2016年2月21日(日) 13:00 ~16:15(計3時間、休憩15分)
受講料 15,500円 (教材費・税込)
*ILC受講生及び修了生(3ヵ月以上のコース受講生)は別途割引有り(お問合せください。)
対 象 メディカル翻訳者を目指す方、興味のある方。
メディカル分野に興味のある方。メディカル翻訳者・通訳者。
申込締切日 2016年2月13日(土)
 


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