メディカル翻訳コース修了生

●05年秋学期 メディカル翻訳基礎コース
●06年春学期 メディカル翻訳上級コース修了

「提携翻訳会社のトライアル受験や、お仕事の機会を提供していただけたことが大変ありがたかったです。」

以前から翻訳の仕事には興味がありましたが、文系出身なので、まず専門分野の知識を身につけるためにスクールで勉強しようと思いました。ILCの説明会(デモレッスン)に参加してみて、講師がその分野の専門家なので内容的に深く教えてもらえそうだと思い受講を決めました。メディカル翻訳コースでは、毎回新しく知ることばかりだったので、大変勉強になりました。講師が図や写真を使って説明して下さったので、興味を持って内容を理解することができ、また専門的な用語の使い方なども学べたので良かったです。
通学コースなので疑問点をその場で質問して解決できること、通信教育などよりもやる気が維持できることが良いと思います。
仕事をはじめてまだ間もないのですが、トライアルやお仕事の機会を提供していただけたことが大変ありがたかったです。


木村 薫さん

●治験翻訳コース修了

オーストラリアの大学を卒業後、シドニーでの旅行会社や大学での就業を経て帰国。製薬関連会社で派遣の翻訳者として勤務しながら、当校の「治験翻訳コース」を受講しました。残業のある平日ではなく土曜日に授業がある点、デモレッスンでの先生の分かりやすい教え方が入学の決め手でした。
授業では先生が一人ひとりの課題を添削・返却し、次回のクラスで共通する間違いなどをまとめて解説していただけるのが、とても役立ちました。業界に精通している先生はもちろん、元薬剤師や現役の医療ライターなどのクラスメートと一緒に勉強、情報交換できたこともよかった点です。いずれ医療分野の実務翻訳とノンフィクションの出版翻訳を手掛けたいと勉強を続けています。


小巻 香織さん

●04年メディカル翻訳上級コース・05年治験翻訳コース修了生

「所定のコース修了直後に提携している十数社のトライアルを受験できること、また卒業後も半年に一度トライアルを受験できることが大きなメリットです」

大学卒業後は、臨床検査技師として働き、その後イギリスに留学し、帰国後は成人病の研究所で内分泌代謝科の研究助手として約11年間働きました。帰国後直ぐに翻訳の勉強をしましたが、その後仕事の都合で勉強をやめていました。翻訳会社でチェックの仕事をするまでは、また翻訳者を志すようになるとは思いもよらなかったのですが、同僚に「それだけ医薬分野のバックグラウンドがあれば、翻訳者としては非常に有利だから、ぜひまた翻訳を本格的に勉強してはどうか」と勧められ、また翻訳を勉強することにしました。
受講前に色々な翻訳学校を調べましたが、翻訳チェックの仕事をしていた時にILCの卒業生に薦められたこと、所定のコース修了後に提携している十数社の翻訳会社のトライアルを受験することが出来るということ、また専門分野別にコースが編成されていることから、ILCでの受講を決めました。
治験翻訳コースの授業は、毎回添削課題が出され、それを毎回先生がとても丁寧に添削をしてくれました。添削の最後に毎回コメントを書いてくださり、質問にもいつも丁寧に答えていただきました。先生には翻訳の際に、原文に引きずられてしまう私のクセを直していただきました。現在はメディカル翻訳の仕事をしていますが、今でも仕事をしていると、「こう訳してはいけない」と教えてくださった先生の講義を思い出します。受講中に配布されたテキストと資料は今でも仕事をする時に使用しています。


三浦 淑江さん

●メディカル翻訳コース初級・上級、医薬品関係文書翻訳コース(現治験翻訳コース)修了

「文系の出身でメディカルに関する知識は乏しかったのですが、無料体験レッスンで受けた先生の講義で「私でも学べるかも,学んでみたい」と思い受講を決めました。
また、受講回数の多かったのも決め手の大きな要因でした。受講中に仲良くなったクラスメートとは今でも情報交換したり、ネットで問題を出し合って勉強しています。

私が受講したメディカル翻訳コースの講師は、質問に対していつも期待以 上の答えが返ってきてとても感動しました。

医薬品関係文書翻訳コースで配布された資料は現在の翻訳の仕事に非常に役立っています。
カウンセラーの方が帰り際にいつも声を掛けてくれるなどの温かい対応も嬉しかったです。」


齊藤理恵子さん

●特許翻訳入門・上級コース修了

特許の英語は、それまで勉強してきた英語とは違っていました。技術英語にふさわしい構成で英文が書けなければダメなんだと痛感しました。日本語も同様です。それまで日本語を意識して使うことがなったので、翻訳するとついくだけた口語的な文章になってしまい、日本語として正しく、特許文書にふさわしい硬質な文章を書かなければと、強く意識するようになりました
当初は戸惑ったものの、機械、コンピュータ、化学などさまざまな分野の明細書を実際に訳していくうちに、文章のスタイルにも慣れ、作業のコツもつかむことができました。講師が重要な点や絶対におさえておくべき所を的確かつくり返し指導してくれるため、理解も早かったです。翻訳技術や専門知識、翻訳に必須のPCスキルはもちろん、仕事全般についても広く学ぶことができました。
先生はプロとして活躍されている方なので、仕事の実際や心構え、受注から納品までの流れも詳しく教えてくださいました。クラスメイトも特許事務所や企業の知財部にお勤めの方がほとんどだったため、ためになる話を聞くことができました。


現在特許日英・特許バイオ翻訳コース受講生

●06年春学期 特許日英コース・治験翻訳コース修了

「特許日英翻訳コースは、日本語の読み書きにも精通したアメリカ人講師が、英語の微妙なニュアンスの違いも日本語で説明。毎学期違う明細書を取り上げ【発明の名称】から【要約】まで、構成を段階ごとに進み、大変面白い。」

勤めていた会社がバブル崩壊後の不景気に波にもまれ、部署の撤退、清算、再スタート、を経験しました。不安定な数年間、在宅で落ち着いてできる仕事に対する願望が強くなり、翻訳の勉強を始めようと思いました。
前職場で特許申請を模索している課があり(残念ながら申請する前に部署が撤退となりましたが)、その時に特許に興味を持ち、特許翻訳の学校を探しました。その当時土曜日のコースがあったのはILCだけでしたので、受講を決めました。
特許日英翻訳コースは事前に参考資料がメールで送られてきます。類似したテーマの特許を必ず英文と和文のものを勉強しますので、英文(英日訳)からその分野の専門用語を学び、和文(日英訳)で生かすことができます。講師は米国人ですが、日本語の読み書きに精通されているので、英語の微妙なニュアンスの違いも日本語で説明していただけます。毎学期違う内容の特許明細書を取り上げているので、ここ数学期続けて受講しています。発明のテーマも新しい分野のものなので、大変面白い内容です。
私は専門分野のバックグラウンドがないので、ILCの短期講座を受講したり、インターネットで検索したり、と専門知識を増やすように心がけています。
また、受講生仲間は、実際に特許翻訳をされている方が多いので、講師への質問内容に感心させられることが多々あり、他にも受講生の方々から翻訳の仕事のツール、体験談、マメ知識などをうかがうことが出来るので、とても勉強になっています。
現在は、時々知人に頼まれる技術分野の翻訳の仕事をしていますが、現在受講しているコースで、特許明細書の表記について知らなかったことを多く学んでいますので、これからの仕事に生かせるのでは、と思っています。

水沼 眞希子 さん

●特許日英翻訳コース修了

授業では、実際に公開された明細書をもとに半導体、通信、機械などさまざまな分野に挑戦しました。私は授業以外に特許との接点がなく、最初は専門用語や構文に戸惑いましたが、二期目には、特許特有の文章構造や表現にもほぼ抵抗なく取り組めるようになりました。
デービス先生は専門知識が豊富で、技術分野を知らない人にもわかりやすく説明してくださいます。ネイティブだから判断できる英文の微妙なニュアンスも懇切丁寧に指導してくれるので、とても勉強になりました。翻訳という仕事に対する真摯な姿勢は、尊敬に値するものです。
授業では決められた時間内に翻訳する演習もあるので、集中してスピーディに翻訳する力もついてきました。自分の訳文を添削してもらえるので様々な発見がありますし、ほかの方の訳文も非常に参考になります。クラスメイトの方々の授業に臨む姿勢は真剣そのもので、質問の内容もハイレベルです。刺激を受けると同時に、私も負けていられないと俄然やる気が湧きました。先生やスタッフの方が、生徒の立場にたって親身に相談にのってくださるのも嬉しいですね。クラスメイト同士でも、情報を交換したり進路について話し合ったりと、親交を深めることができました。学ぶ環境として申し分なく、ILCを選んでよかったと思います。

樋口 あきこさん

●バイオ特許翻訳コース修了

結婚後、特許翻訳の仕事をしている義父のアシスタントを勤めた時期があったのですが、その際、特許独特の表現の面白さに興味を持ちました。現在は医療関係の仕事についていること、また、もともと生物学が好きだったことから、特許とバイオの療法を学べるILCの「バイオ特許翻訳コース」受講を決意。最初は授業についていくのに必死でしたが、わからなかった箇所はさまざまな文献で調べたり、先生に質問したりして、疑問を残したまま次の課題に進まないよう心がけました。講義では、有用なウェブサイトや文献、資料などを教えていただけることが多く、翻訳者になった後にも役立つ「勉強の仕方」を身につけることができました。一口にバイオと言っても幅広い分野にまたがっているので、今後は何か一つ、自分の得意分野を確立して、将来の仕事につなげたいと思っています。


赤平 三千男さん

●04年春学期 証券金融上級コース修了生

「講師の先生が毎週タイムリーな教材を課題として出され(新聞、雑誌、インターネット等から)、個別に添削していただいたのが非常に役立ちました。」

金融機関勤務時代(約25年間)の大部分が国際業務、海外勤務であった関係から、10年ほど前(40代半ば頃)から金融翻訳に興味を持ち始め、サラリーマン生活に目途がついた段階で勉強したいと考えていました。翻訳の勉強開始当初から約2年間を学習期間と定め、半年間別の学校で実務翻訳一般コース、その後金融翻訳の通信講座を半年間受講した後に金融翻訳の通学コースに通いたいと考え、いくつかの学校のオリエンテーションに参加しました。その結果、ILCの講師が現役の実務翻訳者であり内容も自分の目的に合致していると考えて決定しました。
証券金融コースでは、講師が毎週タイムリーな教材を課題として出し(新聞、雑誌、インターネット等から)、毎回個別に添削して下さったのが非常に役立ちました。ILCでは、やはり講師の話を直接聞けること、および少人数であるためクラスメート(私のときは、外資系金融機関の方が多かったです)と親しく話すことができたことで非常に刺激になりました。講師を含むその当時の仲間4人(私を含め全員が翻訳業務に従事している)とは、現在でも2月に1度集まって勉強会を開いたり、一緒に食事をしたりして情報交換しております。
一昨年から55歳にして翻訳専業で独立、縁あって現在はある金融・証券専門翻訳会社の専属翻訳者兼コーディネーターとして働いております。翻訳専業でやっていこうと決心したきっかけは、授業修了直後の提携している翻訳会社のトライアルで2社合格したことです。それが自信となって、そこから他社のトライアル受験へと徐々に幅を広げていくことができました。今後も、常に向上心を持ち続け、一流翻訳者をめざすという気概をもって仕事をしていきたいと思っています。

岡部利英子さん

●メディカル翻訳 上級コース・治験翻訳概論・演習コース修了

子供ができたのを機に以前の仕事を辞め、何か自宅でできて今までの経験を活かせる職種をと考え、翻訳通信講座を受講していました。

講座修了後、東京へ引越しすることになり、兼ねてからの希望だった通学コースの説明会に参加しました。

ILC は他の学校に比べ授業回数が多く、通信講座と異なり自分にふさわしいコースがあることが明確になって、翻訳者としての自分がイメージできるようになりました。
薬剤師なので、薬学の知識はありますが、医学の基礎を固めるためにメディカル翻訳上級コースを受講しました。
今春翻訳会社のトライアルテストに合格し、治験翻訳コース概論・演習講座を受講し始めました。
治験翻訳コースの授業は実践的なので、翻訳者としても非常に役に立っています。
宿題の量も多く大変ですが、授業と宿題を通して治験や治験に関する知識が深められると思います。
将来は、医学英日翻訳者として、専門分野を絞って活躍していきたいです。

川田悦代さん

●バイオ英語コース、メディカル翻訳基礎(現メディカル翻訳初級)・上級コース修了

医療翻訳に興味があり、医学の基礎知識を体系的に勉強しながら翻訳も学びたいと思い、ILCのコースを受講しました。ILCは他校より授業回数が多く受講期間も長い事、医療関連の講座が充実していること、また、イベント等を開催する事で、現役で活躍している卒業生から話を聞く機会を設けていることが受講の決めてとなりました。スタッフの方の対応や受講前のカウンセリングは勿論のこと、受講中や修了後にも丁寧に相談にのって頂きました。
バイオ英語を受講した最大のメリットは、遺伝子治療や、最新の医療技術などを扱った配布資料で医療英語の文章にたくさん接する事ができたことです。日本でさえ難しい医療系の文章を英文で読む事に最初は抵抗感もありました。日本語で専門知識を修得するため、バイオ英語の講義を受けました。内容を理解できる専門知識を身につけた上で、英文の配布資料で英語表現を学ぶ、という流れで学習してきました。バイオ英語コースで医療系英語に慣れた所でメディカル初級コースに進んだ為、更に進んだ内容のメディカル関連の英文テキストも抵抗なく読む事ができ、授業をより興味深く聞き、講師の話す内容が理解できるようになりました。

小坂嘉男さん

●特許日英翻訳コース修了

企業を早期退職し、1年間別の複数のスクールで一通りの技術翻訳・特許翻訳の勉強をしていました。
しかし、トライアル合格レベルに至らず悩んでいた時にILCのデモレッスンに参加したのが受講のきっかけです。ILCの翻訳コースでは予め課題が出され、それを授業の中で発表し合うと形式だったのです。
通信講座と違い、お互いに良い刺激が与えられる、特許翻訳を学ぶ仲間も得られました。また、翻訳に関連した求人情報が多い点でも、良かったです。担当講師のデービス先生には、ネイティブだからわかる英文の微妙なニュアンスの違いも教えて頂きました。質問にも丁寧に答えていただき、私が現在、和英訳で仕事ができているのは先生のコースを受講したおかげだと思っています。
また、コース修了後に複数の翻訳会社のトライアルが受けられるところもILCの良い所です。