2012年4月開講!基礎英文契約書講座

IPEC国際法務実務者養成シリーズとして、2009年4月から「日本人弁護士が教授する英文契約書講座」を開講しております。その実績をふまえ、当協会が独自に研究を重ね、開発いたしました学習プログラムIPECメソッドによる初級者のための基礎英文契約書講座です。
受講をお薦めしたい方
- 企業法務部に配属された方、法務関連業務に従事される予定の方
- 企業に勤務されていて、国際的な法務知識を基礎から学習したい方
- 法律事務所等に勤務されていて、国際法務の基礎を習得したい方
- 法学部の大学生及び大学院生・ロースクールの学生
- 英文契約書業務に従事している社員向けの「基礎英文契約書講座」としての法人研修にも最適
受講期間
開講期間:6ヶ月 スケジュール:週1回2時間x20週
講座目標
英文契約書を読み、作成する際に習得していなければならないスキルや基礎知識を、大学で教授される「日本の民法・商取引法」のテーマと関連づけて学習していくことにより、効率的に習得していきます。このような方法により、実務で必要な基礎知識を身につけていただくと共に、応用力も培っていただくことを目標とします。
修了証書
コース修了者にはIPECからコースの修了証書が授与されます。(但し、コース終了時の評価が所定の基準を充たすことが条件となります。)
授業内容:IPECメソッド
この講座の進め方は、ちょうど、大学の「法学通論」や「法学概論」と “An Introduction to American Law”や“An Introduction to English Law”を併行受講していくイメージになります。 既学者には日本の民法・商取引法の知識を確認・復習していきながら、それらに対応させるかたちで英米契約法の知識を獲得していただけるでしょう。大学で法学科目をあまり履修されなかった方には、英米法の知識を「ベース」に、日本の民法・商取引法の勉強にとりくむきっかけになると思います。 さらに学んだ゙内容を英文契約書の読解・英訳に実践的に活用していきます。つまり「日本の民法・商取引法」と「英米契約法」の知識を、同時・併行的に学習することが゙特徴となります。

| 1. | 同一のテーマを論じた日本語と英語の文献を比較対照しながら「英米契約法」の基礎の理解と知識を深めていきます。 |
| 2. | 受講生には、事前に日本語の教科書の該当箇所と、それに対応する英語の教材を読む課題が出されます。日本語の教科書は、大学等で使用している(使用していた)「民法総論」などを各自持参していただきます。 |
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| 3. | 授業では、2ページ程度の英語の教材を一行、一行、丹念に読んでいきます。 英語の教材は、実際に使用されている契約書の条項、有名な判例の一節、あるいは標準 的ないし古典とされている文献の一節を、和訳していくことになります。 |


| 4. | 「英文和訳」をすることは、自分自身の理解・知識を確認していく、一番よい方法です。「分かっていた」つもりでも、実際に日本語に訳すことで疑問点が出てきて、あいまいな理解を正確なものに一歩、進めていけます。 |


| 5. | 最後に、日本語の契約書の一文を英訳する作業を説明していきます。 本講座では、難しい問題に挑戦するのではなく、各回適したテーマを用意しますので、日本語の契約書を英訳する楽しさを知り、法務知識を深めていくことができます。 |
カリキュラム例
| 英米契約法上のテーマ | 日本法上のテーマ | |
| I. 総則 |
(1)英文契約書のサンプル | 契約とは何か、英文契約書とはどのようなものか |
| (2)契約の成立 | 民法総則・契約総論 | |
| (3)行為能力・代理 | 民法総則 | |
| (4)意思の瑕疵・違法性 | 民法総則 | |
| (5)表明・保証・誓約 | 民法総論・契約総論・契約各論 | |
| II.物.権 | (6)不動産売買と対抗問題 | 物権総論 |
| (7)動産売買契約・担保附取引 | 物権総論・契約各論 | |
| (8)動産の善意取得・時効 | 物権総論 | |
| (9)先取特権・相隣関係・地役権 | 物権各論 | |
| (10)不動産売買・担保権設定契約 | 物権・担保物権・契約各論 | |
| III.債権総論 | (11)相殺・代物弁済 | 債権総論 |
| (12)多数当事者の債権債務関係 | 債権総論 | |
| (13)債権譲渡・流通証券 | 債権総論・手形小切手法 | |
| (14)危険の移転・危険負担 | 契約総論 | |
| (15)契約と第三者 | 契約総論 | |
| IV.契約法 | (16)瑕疵担保責任 | 債権総論・契約各論 |
| (17)契約条件と債務不履行 | 契約総論・契約各論 | |
| (18)契約の消滅と厳格責任 | 契約総論 | |
| (19)契約法上の救済方法 | 債権総論・契約各論 | |
| (20)債務不履行と損害賠償・責任制限 | 債権総論 |
使用する教材:
本講座では実践的な内容を盛り込んだ60枚程度の、IPECのオリジナル教材を毎回使用します。
さらに、検証、参考資料としてテーマごとにデータファイルとして配布する多数の契約書書式、関連条項集も充実しています。
講 師
渡邉 明彦 弁護士
【略歴】一橋大学(弁護士/法学士)、京都大学(法学修士)、Pennsylvania 大学 (LL. M.)、同大学ロースクール特別研究生、京都大学博士課程単位取得退学。国際取引法、商取引法、専攻。冨田・金澤、三井安田、ブレークモア法律事務所等を経て留学後独立。長年にわたり、ソフトウェアライセンス契約、バテントライセンス契約、技術提携契約、戦略的提携契約等の締結に携わる。クロスライセンスの更改交渉、米国の裁判所や ITC に提出する技術的文献の日本語書類の英訳から、法律関連の日本語の政府資料、報告書、法律論文の英訳まで゙様々な業務に取り組んでいる。ハイテク分野における先端技術と法律問題が交錯する領域に興味をも ち、法律の動向のみならず技術的な知識のキャッチアップに努めている。テクノロジ゙ー・金融・不動産ファイナンスを三つの柱とする渡邉国際法律事務所を開設。 同事務所代表弁護士。
開講期間・場所
【4月スケジュール】| 曜日 | 火曜日(1回2時間) |
| 時間 | 19:00-21:00 |
| 期間 | 2012/4/10~2012/9/11 休5/1.6/26.8/14 |
| 回数 | 20(40時間) |
※クラス開講人数が5名に満たないときには、開講しない場合があります。
受講料
受講料 220,000円(税込)、教材費 30,000円(税込)
※只今、継続受講生、法人様を対象に特別割引を実施しています。
【ILC契約翻訳コース修了生割引】受講料210,000円(税込)教材費30,000円(税込)
【法人割引】1企業様より2名以上受講生を派遣の場合には受講料が10%割引になります。
お申込・受講料お支払締切日
締切日:2012年4月3日(火)
