翻訳講師紹介


実務翻訳基礎コース


上智大学卒業。10年以上医薬翻訳者として実務翻訳に従事。また20年以上、社会人及び大学生を中心に企業研修やTOEIC対策教授経験も持つ。

【コメント】
本講座を通して、実務翻訳者として身につけておかなければならない「英文法の基本」(「基礎」ではありません)、「訳し方のルール」を学びます。たとえば、It sounds good. と It sounds well.、Ben sold the laptop. と The laptop was sold by Ben.、あるいは、A car is blocking my way. と There is a car blocking my way. の意味の違いがよく分からないという方、あなたは英語の基本的な知識を欲しているはずです。本講座で「基本」をしっかりマスターしましょう。単語レベルでの逐語訳を排し、英文全体の構造や原文の意味を正確に捉えながら翻訳する「訓練の場」と考えてください。


メディカル翻訳初級・上級コース

mes_t_pict ILC専任講師 吉田和男 先生
Profile
メディカル翻訳者。これまで、医学雑誌、書籍、ウェブサイトを中心に、論文や学会プレゼンテーションなど、数多くの翻訳を手掛ける。

【コメント】
よく「自分は文系出身なので、メディカル翻訳は無理」と言う人がいますが、これまでの受講生の例から言うと、「英語力のない専門家」よりも「専門知識はないが、英語のできる人」の方が速く上達しています。言葉が好きな人、学ぶことが好きな人は、ぜひ挑戦してください。



特許日英翻訳コース

d074-t2 ILC専任講師 ジェームス・C・デービス(James C Davies) 先生
Profile
米国Oberlin College卒。1970年に来日し、囲碁の本などを翻訳、執筆。1980年よりコンピュータ、半導体といった技術分野の翻訳者として活躍。現在は特許翻訳者。

【コメント】
クラスで強調しているのは、発明の内容を理解した上で訳すということです。特許翻訳では発明の内容や長所を正確に伝えることが何よりも重要。図面や原文を見たとき、まず翻訳者がそれを十分に理解しなければなりません。細かな数字も見逃さず、キットを組み立てるように一つひとつ丹念に文を積み上げ、発明の長所をアピールする。その結果として特許が取れます。特許翻訳の面白さ、醍醐味はここにあると思います。
ある程度英語力があり、日々進化する技術の世界に興味のある方なら、未経験者でも歓迎です。翻訳の需要も常に高いですし、挑戦しがいのあるジャンルだと思います。


証券金融翻訳概論・実践コース

ILC専任講師 菅原 栄先生
Profile
証券金融翻訳者。金融翻訳以外に、趣味を活かし、『丹羽隆志の日本ベストサイクリングコース10〈vol.1〉 』(東京地図出版)の英訳部分を担当するなど活躍。
外資系証券会社で米国株式投資部長の経歴を持つ。

【コメント】
普通、学習といえば、「自分が理解する」ことが目的です。自分が理解すれば学習は完結する。それに比べ、プロを目指す学習とは、人に分かってもらうことを前提とするものです。つまり、理解に対して「表現」。それがプロの仕事につながります。

プロの翻訳は、顧客がいるということが前提です。特に証券金融の翻訳では、顧客は不特定多数ではなく、証券金融の専門家や法律家、投資家たちです。顧客のニーズははっきりしていますから、それに応えることが必要です。一般の投資家に対しての文書なら、また、それに応じて使う言葉を変えていく必要も出てくるでしょう。翻訳は文筆業ではなくサービス業。相手にわかってもらい、さらには顧客が満足するような付加価値がつけられるのが、プロの翻訳です。

業界の仕組みを知れば変化にも対応できる

プロの翻訳をするためには、翻訳スキルだけでなく、業界全体の仕組みを理解していることが必要です。ですから、私の授業では、まず前半6カ月に「証券金融とは何か」ということを説明しています。そして、後半は翻訳者としてのスキルアップとして、実際に証券金融の実務で出てくるさまざまな文書を翻訳してもらいます。日進月歩で変わる現代ですが、業界の大きな仕組みを理解していれば、どんな状況でも的確な翻訳ができますからね。(The Japan TImes 通訳・翻訳キャリアガイド2010より)


治験翻訳コース


津村 建一郎 先生

翻訳を生業(なりわい)としている人を「翻訳家」と言いますが、この関係は幅広い漠然とした意味を含んでいて、たとえば農業と農家の関係と似ています。
コメ作り農家の農業技術はキャベツ作りとは極めて異なっているのだそうです。同じ農家だからと言ってコメ作り農家が明日からキャベツを作れるかと言うと不可能で、種を播く時期や、水の量、肥料の種類、土の性質など、様々な技術が異なっているのです。
翻訳も同様で、同じ翻訳家だからと言ってIT関係の翻訳者がメディカルの翻訳もできるかと言うと、まず不可能です。「翻訳家」になるためには、得意とする専門分野での翻訳技術を身につけている必要があります。
私達は、分野別に異なる翻訳技術を、解りやすく体系立てて皆様にお伝えできるよう、日夜努力しております。

特許翻訳英日・日英コース


小薗井 薫(おそのい かおる) 先生

10年の経験を持つ特許翻訳者で現在もフリーの翻訳者。主に、化学全般、繊維、プラスチック、液晶、生化学分野を担当。
東京工業大学理学部化学科卒。旭化成株式会社で繊維、プラスチックの開発に従事し、企業化後、海外技術指導で欧州駐在員。大阪校で8年間特許講座およびPCスキル講座講師。技術翻訳書出版「ナノテクノロジーの基礎化学」。

【コメント】
講座では、解説できるのは数件の特許にすぎません。このような場だけで翻訳力がプロ並みになれるとは実のところ考えられないでしょう。講座とは、経験のある講師と対面で解説してもらうことに意味があります。対面だからこそ「わかないところは質問をして、問題点を残さない」ということが対面講義の意味です。
講師は自分の経験で「ここは大変わかりにくかったのでこうして解決した。こういうことをしてしまったのでクライアントと摩擦を起こしてしまった。この方法とこの方法を組み合わせると大変情報がよく見つかる」などの自分で努力して得てきたすべての経験と知識を、生徒の皆さんに「持ち帰ってもらう」ことを望んでいるのです。
講座では、調査能力を重視しますが、これは、講座で解説する数件の特許を通じて<<自分で勉強できる素材を見つけて、自分で勉強を進めることができるようになる>>ためなのです。



契約翻訳コース


松川昭久 先生

契約翻訳者、法務コンサルタント。慶応大学法学部からジョージワシントン大学ロースクール修士課程を修了。契約翻訳歴30年。翻訳業務の他に、法務コンサルタントとして国際契約交渉などでも活躍中。1999年よりILC講師。

【コメント】
業務では英文契約に使われている用語を、平易に図解して説明します。わかりにくい英米法と日本法の違いや実務での意味も図解し、わかりやすい言葉で説明します。また、長文を訳す方法、「ホンヤクチョー(翻訳調)」ではなく日本語らしく訳す方法など、契約翻訳のルールも紹介します。さらに授業と並行して、詳細な添削をe-メールで行います。添削には翻訳のポイントを付記しています。
契約翻訳は固いイメージがあるせいか、かまえてしまうことがあるので、受講生にリラックスしてもらえるよう、ユーモアや余談を交えて気軽に、楽しく、心に残り役に立つ授業を心がけています。例えば、会社実務(契約交渉や外国人とのお付合い)に役立つ経験談や息抜き問題を紹介しています。気軽にチャレンジしてください。
(例:サイモンとガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」を和訳すると?その本当の意味は?)