What's new  ILC国際語学センター東京

What's new

ゴールデンウィーク期間中の受付時間について

ゴールデンウィーク中のILC東京校ですが、以下の受付時間になります。

誠に勝手ながら休校の間にいただきましたお問い合わせは、翌営業日以降にご対応させていただきます。
ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。

4/29(祝・金) 休校
4/30(土) 9:00-18:00
5/1(日)  休校
5/2(月) 9:00-20:00
5/3(祝・火) 10:00-20:00
5/4(祝・水) 休校
5/5(祝・水) 休校
5/6(金) 9:00-20:00
5/7(土) 9:00-18:00
5/8(日) 休校

【講座情報】まだ間に合う!!4月開講コースデモレッスンお申し込みのご案内。

今年は例年に比べ、桜の開花が早く、春の訪れを感じます。
4月は新しいスタートをするにはぴったりのこの時期、これから学習を始めようという方も、久々にやってみようという方も、是非一度ILCにお越しください!!

デモレッスンの参加を逃された方へ朗報です。各翻訳コースのデモレッスンの様子をVTRでご視聴いただけます。
ILC東京校にご来校いただきご視聴となります。

≪ご予約方法≫
お電話<03-3568-1674>またはメール(honyaku@ilc-japan.com)にてご連絡ください。なおその際、下記情報をお伝えください。

1.視聴したいデモレッスン
2.視聴希望日
3.お名前(フルネーム)
4.緊急連絡先

皆様のご予約をお待ちしております!

2016/3/20(日)に「女性にとっての翻訳というお仕事~メディカル翻訳の分野で活躍するフリーランス翻訳者から学ぶ~」セミナーを開催しました。3連休の中日でしたが、当日は多くの方にご参加いただきました。

2016/3/20(日)に「女性にとっての翻訳というお仕事~メディカル翻訳の分野で活躍するフリーランス翻訳者から学ぶ~」セミナーを開催しました。3連休の中日でしたが、当日は多くの方にご参加いただきました。

第一部では、「メディカル翻訳者・森口理恵先生が語るフリーランス翻訳者の魅力」としてフリーランスのメディカル翻訳者として第一線で活躍されている森口理恵先生にお話いただきました。


森口先生のセミナー前半ではご自身が社内翻訳者からフリーランスとして独立するまでを振り返るお話でした。仕事と家庭・育児との両立といった難しい問題を抱えながらも、翻訳という仕事を選んで良かったという実体験に基づいたお話をいただきました。

後半の翻訳ミニレッスンでは、メディカル翻訳で誤訳しやすい英文の例をいくつか紹介していただき、誤訳しないためのキーポイントを丁寧に指摘していただきました。翻訳作業をするうえで必要な訳語検索の仕方やデータの整理方法などについても解説していただきました。辞書に載っている例文ではなく「実際に使われている表現を使う」という具体的なアドバイスもでて、参加者の方々は熱心にメモをとられていました。

森口先生からは、翻訳は面白い仕事だが、フリーランス翻訳者として活躍していくためには、ライバルとなる翻訳者を研究し、自分が活躍できる場所や分野を選ぶといいという厳しくも温かいメッセージをいただきました。

2019/3/10(日)に「フリーランス翻訳者を目指す人のためのセミナー」を開催いたします。詳細はこちら

2016/3/13(日)に「40代・50代から考えるセカンド・キャリア~フリーランス翻訳者としての働き方~」セミナーを開催しました。

2016/3/13(日)に「40代・50代から考えるセカンド・キャリア~フリーランス翻訳者としての働き方~」セミナーを開催しました。当日は、50名を超える方にご参加いただき大盛況となりました。



第二部では、「私はこうしてフリーランスの翻訳者になった」というタイトルでILCの実務翻訳プログラムをご卒業後、フリーランスの翻訳者として活躍されている卒業生の方々にご登壇いただきました。
お話いただいた内容の一部をご紹介します。

◆フリーランスデビューを見据え、いつ頃から翻訳の学習を始められましたか?◆

55歳で前職を退職した時にその会社から翻訳の仕事を委託されて始めたが、それと同時に2~3年後の特許翻訳者デビューを目指してUスクールに通いはじめました。(特許翻訳コース卒業生)

◆翻訳の学習、上達が目に見えないものですが、学習のモチベーションが下がらないよう工夫されたことはございますか?◆

工夫というわけではありませんが、同じクラスを受講している方と、授業終了後にお茶にいったり一緒に学習をしていたりしていました。同じクラスを受講していても、製薬会社にお勤めの方、別の分野でフリーランスの翻訳者として活躍されている方など、これまでの経歴や、現在のお仕事、働いている状況がみなさんバラバラな状態です。様々な方から、自分の目標に役立ちそうなアドバイスや有益な情報をいただけることが学習のモチベーションにつながりました。(メディカル翻訳コース卒業生)

◆登録している翻訳会社やクライアントとのコミュニケーションで気をつけていることはございますか。◆

引き合いをいただいたらなるべく1時間以内に返信することです。特に、お断りしなければならないときは早めに連絡するようにしています。翻訳会社さんからは、結構急ぎで依頼がくることがあるので、こちらの返事が遅いか私が翻訳できない場合、すぐ次の翻訳者さんを探さないといけなくなります。できる場合もできない場合も、すぐ返事をするように心がけています。(メディカル翻訳コース卒業生)

学校に通っている間の学習方法では、実際に独学に使用した教材などもお持ちいただきました。参加者の方は熱心にメモを取られていました。

そのほか「デビューまでにかかった期間」「翻訳者デビビュー後の働き方」などについてもご紹介いただきました。

参加者の皆さんからは「具体的な翻訳者へのプロセスという視点からお話を伺うことができ、より将来の計画について具体的に考えることができるようになりました」「トライアルを受けるうえで心がけることなどを聞くことができ参考になりました」などの声をいただきました。

2019/3/10(日)に「フリーランス翻訳者を目指す人のためのセミナー」を開催いたします。詳細はこちら

2016/3/13(日)に「40代・50代から考えるセカンド・キャリア~フリーランス翻訳者としての働き方~」セミナーを開催しました。


2016/3/13(日)に「40代・50代から考えるセカンド・キャリア~フリーランス翻訳者としての働き方~」セミナーを開催しました。
当日は、50名を超える方にご参加いただき大盛況となりました。

第一部では、「翻訳会社が求める翻訳者とは」というタイトルで翻訳会社の方社員の方々にご講演いただきました。
「翻訳者に求められるスキルとは」「翻訳会社、クライアントが求める理想的な翻訳者とは」、「翻訳者に年齢は関係あるのかどうか」など、これからフリーランスの翻訳者を目指す方の多くが抱く疑問についてお話いただきました。
お話いただいた内容の一部をご紹介します。

◆英語力・日本語力はどの程度必要なのでしょうか?◆
分野によって必要とされる語学レベルは、基本的に変わりません。私どもの会社で考える「良い翻訳」とは、原文が過不足なく訳されていて、かつ訳文単品で見ても読みやすいということです。そのためには、原文言語の理解力、原文言語を訳文言語に変える力、訳文言語の作文力という3つの力が必要だと考えています。(ホンヤク社 成田様)

◆各分野の専門知識・バックグラウンドはどの程度必要でしょうか?文系出身者でも翻訳者として活躍のチャンスはあるのでしょうか?◆

大学の専攻や社会人としてのキャリアとは異なる分野で、フリーランスの翻訳者として実際に活躍している人はたくさんいます。ただし、そういった方々は独学や学校等を利用した勉強や業界研究、インターネット等による最新情報のリサーチ、他分野における専門性の応用力などにおいて非常に高い能力を持っている方だと思われます。「浅く広く」タイプは避けられがちな面もあるため、専門分野を決めて、そこから対応できる翻訳分野の範囲を広げていった方が良いと思います。(MTS 稲垣様)

◆翻訳者を採用するうえで年齢などは関係あるのでしょうか?◆
健康であれば年齢は問いませんが、PC操作等が円滑に行えることが前提です。当社の目安としては75歳くらいまでとしております。(MTS稲垣様)

年齢のお話になったさい、現役フリーランス翻訳者として活躍されている80代、90代の方のお話もあり、参加者の方からは驚きの声があがりました。翻訳に年齢はないということの驚きとともに、だからこそフリーランス翻訳者としての魅力を感じる方も多くいらっしゃいました。

そのほかにも収入やトライアルを受験するうえで気をつけるポイント、翻訳の実務経験がない方に向けたおすすめの学習やキャリアなどについてもお話いただきました。

参加者の皆さんからは「定年退職後も働いていきたいと考えていたので、将来的なビジョンに少し明るい希望を持つことができました」「フリーランス翻訳者の世界についてまったく知らなかったのですが、本日のセミナーで概要を知ることができて参考になりました」など多くの声が寄せられました。

2019/3/10(日)に「フリーランス翻訳者を目指す人のためのセミナー」を開催いたします。詳細はこちら

3/5(土)メディカル翻訳コース卒業生の体験談を開催しました。

3月5日(土)、メディカル翻訳コースに興味のある方を対象に、メディカル翻訳コース説明会と卒業生による体験談、メディカル翻訳コース体験レッスンを開催いたしました。


第一部ではメディカル翻訳コースの特徴について説明後、メディカル翻訳コース修了生の方をお招きし、学習の体験談をお話いただきました。お話いたただいた内容の一部をご紹介します。

Tさん(女性)…2013年にメディカル翻訳初級半年間、・上級半年間、治験翻訳コース半年間、合計1年半コースをご受講後、現在フリーランスのメディカル翻訳者として活躍されています。

Oさん(男性)…2012年にメディカル翻訳初級・上級コースをご卒業。メディカル翻訳初級コース在籍中に、翻訳会社のメディカル分野の翻訳チェッカーに合格。チェック業務や製薬会社の出向を得て、今年の春よりフリーランス翻訳者としてデビューされます。

◆メディカル翻訳者を目指そうと思ったきっかけはなんですか。◆

Oさん:以前研究者を志していた頃は、「自分の好きなこと・楽しいことを仕事にするには大学院卒業後、大学教授というキャリアしかない」と思い込んでいました。その頃は「好き」からスタートして、それを「仕事」に合わせようとしていました。「楽しいこと」を既存の「仕事」に押し込もうとしていたが、楽しかったはずのことがまったく楽しくなくなってしまっていました。そこで、その逆に「仕事である」、「お金を得る」ということからスタートして、それでもそれなりに「楽しい」と思えるようなことを探そうと考えました。

翻訳を選んだ理由は、文章の読み書きが好き・得意だったこと、語学もそれなりにできたこと、学問や論理的な考え方が好きだったことが理由です。性格的に、会社勤めをずっと続けるのはストレスで無理だと分かっていたためです。

Tさん:漠然と好きで勉強していた英語が、実務の世界で認めてもらえた喜びから欲が出て、子供たちの就職時期とも重なり、後半の人生に向け思い切った課題に挑戦しようと考えました。

英語とPCでの転職後、職場で出会ったオンサイト兼在宅翻訳者の人たちから、翻訳学校に通った、通信教育で学んでいる、という話を聞き、翻訳者への道筋を知り得たことで、「とても不可能」だったことが「可能かもしれない」に変わりました。

◆実際にILCの授業を受講していかがでしょうか。
Oさん:「課題提出→添削→授業での課題の解説」という授業形式がうまく機能していたと思います。ただ「答えを教える」というより、「こうこうこうだから、この訳し方・この単語」というように、先生の思考の道筋を丁寧に伝えてくれました。
自分の現在の業務でも、1つ1つの訳文で「なぜこの訳にしたか」をきちんとロジックで説明できるようにしています。翻訳の品質向上に役立っており、顧客とのやりとりや社内教育にも活用できています。

Tさん:知識の乏しい分野を外国語で学ぶので、最初は"in"の訳し方一つにも勇気がいりました。その抵抗に対し少しずつ解答を得ていくようなカリキュラムになっていると感じます。添削のスタイルがシンプルであることもILCを選んだポイントの一つでした。
中途半端にコメントがあるより授業をしっかり聞く・質問する方が迷いがないと思います。授業で紹介いただいたサイトは今も折に触れ見ています。

◆ILCで習得できたスキルはどのようなものがございますか。
Tさん:調査や検索のポイント、Wordで対訳ファイルをきれいに作るなどはありますが、直接教えていただけることは手掛かりにすぎません。そこから自分で工夫を重ね広げていく意欲をもらえるのがILCであると思います。

Oさん:具体的なスキル以上に、1つの訳文にたどり着くまでの考え方や、「翻訳で何を問題とするか」という意識の部分を学習することができました。
たとえば、単語の表面的な意味だけではなく、「書き手がこの単語を使って何が言いたいのか」ということ、そして、「その言いたいことを読み手に伝えるには、対象言語ではどのように言葉を組み立ててあげればよいのか」というような視点です。
「スキル」は目的を達するための手段なので、目的に対する意識さえしっかりしていれば後からどうにでもなる。逆に目的意識がしっかりしていなければ、いくらスキルを身につけても「スキルのためのスキル」であり、無意味だと思います。
ですので、ILCで学習する魅力は、小手先のスキルの習得ではなく、翻訳ではどのようなことを考えればよいかの指針が得られることだと思います。

◆登録している翻訳会社やクライアントとのコミュニケーションで気をつけていることはございますか?
Oさん:翻訳物の作成は共同作業であることを意識し、その文書がどのような工程で作られ、自分の後にどういう作業が入るかを意識しています。後の工程にいる人たちにとって何をしてあげたら嬉しいか、どういうパスをしてあげたら助かるか、を想像することです。

◆これから翻訳者を目指す方にメッセージをお願い致します。
Tさん:仕事や家族の状態、自身の健康などに左右され、学習に打ち込む条件に恵まれるチャンスは人生でそう多くはないでしょう。翻訳学校の広告に目を留め、実際に足を運んだ方は、その限られたチャンスの時期にあるような気がします。1年、半年先にどうなっているかはわからないので、とりあえずご自分なりに具体的な一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

Oさん:何か新しい目標に進もうとするとき、一番大事なのはその目標と今の自分を照らし合わせて、今の自分が「持っているもの」と「持っていないもの」を客観的に分析することだと思います。
そのうえで、自分が「持っているもの」があればそれを伸ばしてあげればいいし、「持っていないもの」があればそれを補ってあげればいい。
医薬の知識がない人も、ある人も、その人ごとに「持っているもの」・「持っていないもの」が必ずあるはずです。
勉強を始めるからには、自分を卑下せずに「持っているもの」を最大限活かし、自分に奢らずに「持っていないもの」をできるかぎり補うことを考えるとよいと思います。

ご参加いただいた皆様ありがとうございました!

今週3/12(土)には特許翻訳コースの卒業生の体験談を開催いたします。
受講を迷っている方や特許翻訳に興味のある方は、是非無料体験レッスンにご参加ください!

★3/12(土)13:00-16:00★
第1部  13:00-14:15 ILC 特許翻訳プログラム説明会+卒業生による体験談
第2部-① 14:30-16:00 特許翻訳コース~機械・電気・電子~ デモレッスン
第2部-② 14:30-16:00 特許翻訳コース~バイオ・医薬~ デモレッスン

↓お申し込みはこちら↓
http://www.ilc-japan.com/tokyo/archives/14576#anc-0312

9/23(祝・水)オープンデーを開催しました。

9/23(祝・水)、ILCオープンーと題しまして、メディカル翻訳入門講座、ビジネス文の英訳実践講座、実務翻訳の実践講座を特別開講しました。

セッション(A)では、メディカル翻訳コースをご担当いただいてる吉田先生による、メディカル翻訳の入門講座を開いていただきました。

メディカル翻訳に携わるさい、翻訳者の方が頭を悩ませるのは「どれだけ言葉を知っているか」よりも、「どれだけ現場を知っているか」、そして足りない知識をどのように補うかという点になります。
吉田先生には、先生が実際に使っていらっしゃる書籍、テレビ、インターネットなどをご紹介いただき、それぞれどのような特徴があるか、何に注意して使うべきかなどのご解説をいただきました。
特に今回参考になった点が、有力な情報が載っているサイトでも翻訳の質が悪いものがある場合の使い方です。先生は、このようなサイトを知識を得るために使うことはもとより、読みながらどういった点を改善できるか考えることで、翻訳力の向上に努められているようでした。

受講者の皆様も、吉田先生がご紹介されたサイトや書籍の使い方には目から鱗が落ちたようで、しきりに頷きながら先生のお話を聞いていらっしゃいました。


セッションBでは、ILC英語教育担当のアンソニー・フィッシャー先生(トニー先生)をお迎えして、ビジネスシーンで多用される日本語特有の表現の英訳を教わりました。

「ご検討のほど、よろしくお願い致します」「お忙しいところ恐れ入りますが」など、普段使っているのにうまく英訳できない文を翻訳するには、「本当に伝えたいことは何か」を考えることが重要だそうです。
例えば、「ご検討のほど~」という表現には、お話した案や書類について、前向きに考えてほしいという思いが隠れているので、その気持ちを文に表すと英訳しやすくなる、ということでした。実際にお話を聞いてから問題に臨むと、とてもスムーズに英訳ができるようになり、非常にタメになりました。また、対応する言葉を思いつかないときにも、文を簡単にすると英訳ができるというコツも教えていただき、1時間の短い時間でも力がついたことを実感できる講義でした。セミナー中も、トニー先生が一人ずつ受講生の皆様を回りながら一緒に訳文を考えていただき、非常に活気のある講座になりました。

セッションCでは、ビジネス一般文書翻訳初級・上級コースをご担当いただいている佐藤先生に、実務翻訳とはどのようなものかを、実践を交えながら解説していただきました。

「翻訳者」というと個人事業主として、外国書籍の翻訳や映画の字幕を作成されている方を想像されると思いますが、近年は企業内で翻訳する社内翻訳者と呼ばれる方々が、社内文書や外国とやり取りするうえでの翻訳業務に携わるケースが増えてきています。それだけでなく、社内翻訳者の方には、データの分析や通訳、秘書業務を依頼されるなど、翻訳業務にはより厳しい納期、厳しい予算が求められるようになりました。セミナーでは、こういったニーズの変化の中、どのようにして文の意味を損なうことなく短く書くかをご教授いただきました。実際に受講生の皆様に訳していただいた例文を、全員で知恵を出し合いよりよい文にしていくという、非常に活気のあるセミナーとなりました。


ご参加いただいた皆様ありがとうございました!

★吉田先生が担当するメディカル翻訳初級・上級コースはこちら

★佐藤先生が担当するビジネス一般文書翻訳初級・上級コースはこちら

ILC実務翻訳プログラム講師からのメッセージ【特許翻訳基礎コース編】

ILCの実務翻訳プログラム講師の方々にこれから翻訳の学習を始めようと思っている方、翻訳の学習をされている方へメッセージをいただきました!
今回は、特許翻訳基礎コースを担当している小薗井薫先生からのメッセージです。

■特許翻訳基礎コース担当 小薗井薫先生■

Q1.プロの翻訳者、翻訳を学習するうえで必要だと思うスキルや能力はどんなことだと思いますか?

A1.

1)優れた日本語読解力および表現力:「私は明日は大雨になるのではないかと思った」は正しくない表現です。なぜだと思いますか?答えはデモレッスンでお話しています。
2)「<これをすると仕事が二度と来なくなる>という絶対にしてはいけないこと」は、してはいけません。
3)PCスキル、特に情報調査能力は人並み以上であること
4)ビジネスとしての関係先との対応方法、姿勢は実務ではきわめて重要です。
5)翻訳は総合力であり、各能力のかけ算であることを強く認識すること
  <日本語力×英語力×調査能力>ひとつでもゼロであれば結果はゼロになります。
6)技術文書の翻訳であれば、関係する技術分野の基礎から応用までの知識は必須です。


Q2.翻訳者を目指す方へメッセージ

A2.文系出身で特許翻訳が未経験の方でもしっかり勉強すれば翻訳者としてトライアルに合格できます。
実際、特許翻訳者になった卒業生にも文系出身者の方はたくさんいらっしゃいます。

特許は、これまで出願公開された膨大な情報が存在します。膨大な過去の情報から担当技術分野の用例を取り出し、適訳語を選択するというスキルが重要になってきます。
この「調査能力」を磨く必要がありますが、これは独学で習得することは困難です。

独学は心がけとしては大変立派ですが、膨大な時間を必要とし、無駄も多いことがあります。
私の経験上、「経験と知識を持つ先輩から教わるのがもっとも効率的である」と思います。私自身、IT関連資格を取るために5年独習しても成功しませんでしたが、講座を半年受講したら合格できすることができたたという経験を持っています。
「この勉強方法は正しくなかった、正しいこの方法で勉強した方がはるかに効率的だった、この方法を組み合わせればこういう情報が得られる、こういう有益なツールがある」などの情報を先生方は豊富に持っているので、これをすべて吸収することができます。

講座の本当の目的は「講座以降に、さらに勉強を続けるための素材を自分で見つけ、勉強を続けることができるようなスキル、知識を身につけること」であると私は信じています。10年以上積み重ねてきた講師の経験とスキルをすべて持ち帰ってください。

<小薗井薫先生>

小薗井先生が担当する特許翻訳基礎コースの体験レッスンは今週9/26(土)に行います!
今学期はこの日が最終日となりますので、特許翻訳に興味のある方はぜひご参加ください!

◆9月26日(土) 15:00~16:00
お申込みはこちら

9/19(土)トライアル対策セミナーを開催しました。

9/19(土)は本校の受講生と卒業生を対象にした、翻訳会社のトライアル(採用試験)対策セミナーを開催しました。

講師の菅原先生は、ご自身がフリーランスとしてご活躍されているのみならず、色々な会社のトライアル問題作成に関わっておられる、正真正銘のスペシャリストです。

セミナーではまず、具体的なトライアル対策に先立って、翻訳者の適性や、仕事上の心得などについてご説明をいただきました。
翻訳を志す方は、文を訳す際に1つだけでなく同時に2つ、3つと訳文を作れる方、わからない単語が出てきたら粘り強く追いかけられる方、そして何より自己管理がしっかりできる方が向いていらっしゃるそうです。

実際に簡単な文を2つほど翻訳し、どうすれば(どう考えれば)自然な表現にすることができるかをご解説いただきました。その言葉が使われた場面を念頭において、どのような書き方をすればよいのか、強調するべき言葉は何か、それらをどうアレンジすれば書き手の意図を正確に伝えられるのかを、端的にわかりやすくご指導いただきました。

その後、翻訳会社はトライアルで何を見るのか、受験の際に注意することは何かを、金融関係の例文を使ってご解説いただきました。
業界に関わらず、外国の記事では日本人に馴染みのない比喩表現が多いので、訳す際には納得するまで追いかけることが肝要だ、と教わりました。
受講生の皆様も、翻訳された文が変化していく過程に大いに驚き、あるいは大きく頷いてお話を聞いておられ、多くのことを学んでいらっしゃる様子でした。

ILC実務翻訳プログラム講師からのメッセージ【ビジネス一般文書翻訳初級・上級コース編】

ILCの実務翻訳プログラム講師の方々にこれから翻訳の学習を始めようと思っている方、翻訳の学習をされている方へメッセージをいただきました!
今回は、翻訳の基礎を学べるビジネス一般文書翻訳初級・上級コースを担当している佐藤幸浩先生からのメッセージです。

■ビジネス一般文書翻訳初級・上級コース担当 佐藤幸浩先生■

Q1.プロの翻訳者、翻訳を学習するうえで必要だと思うスキルや能力はどんなことだと思いますか?

A1.常に学び続けること。翻訳の方法や専門分野の知識は常に学び続けていく必要があります。また、時代によって、ニーズの高い分野は変わりますので、特定分野だけにこだわり続けるだけではなく、ニーズの高い分野に自身の得意分野を変えていく柔軟性も重要となります。

Q2.翻訳者を目指す方へメッセージ

A2.かつては、「翻訳だけできればよい」とか「翻訳スキルと専門分野を持つ」ことが重要と言われて、ちょっとくらい個性的で常識から外れた人でも仕事を獲得できていました。しかし今は、「ビジネスパーソン」としての常識やマナーを持った人ではないと仕事を乾されます。
また、翻訳者は言語運用の熟練者なので、世間からは、会話も得意であると認識されてきています。紙媒体法の言語変換が主ですが、最近では、テレビ会議での英語音声の和訳など、マルチメディア化が進んでいることもあり、時代の先端の機器や手法に慣れておく必要があります。

<佐藤幸浩先生>

佐藤先生が担当するビジネス一般文書翻訳初級コースの体験レッスンは
今週9/19(土)に行います!また9/23(水)にはオープンデーも開催いたします。ぜひご参加をお待ちしております。

◆9月19日(土) 14:15~15:15
お申込みはこちら>>http://www.ilc-japan.com/tokyo/trans/demo

◆ 今から始める実務翻訳 ~まずは翻訳してみよう~
これから翻訳者を目指して本格的な学習を検討している方々を対象に、
実際の翻訳と翻訳関連業務を経験し、表現法やテクニックなど実務翻訳者に必要な能力について学習します。「英語を使った仕事に就きたい」、「今までの経歴で培った知識を活かして翻訳者を目指したい」
という方はぜひご参加ください。
お申込みはこちら>>http://www.ilc-japan.com/tokyo/archives/15549

アルク『通訳翻訳のトビラ』でILC国際語学センターが紹介されています。

アルク『通訳翻訳のトビラ』でILC国際語学センターが紹介されています。
今回は、メディカル翻訳コースの担当講師と受講生のインタビューが掲載されています。
インタビューは、アルクさんのHPよりご覧いただけます!
ぜひご覧ください。

URL:http://www.alc.co.jp/transla…/article/tobira/school_021.html

今回インタビューにご協力いただいた吉田先生が、9/23(祝・水)にセミナー『メディカル翻訳にチャレンジ』を開催します!医学論文、ジャーナル記事などを教材に、メディカル翻訳の特徴や知っておかなければならない翻訳スキルを学んでいきます。ぜひご参加をお待ちしております!

【9/23(祝・水) オープンデー ~これから翻訳者を目指す方へ~】
A. 13:00-14:00 メディカル翻訳にチャレンジ!
参加費 1,000円
詳細はこちら:http://www.ilc-japan.com/tokyo/archives/15549

Copyright © ILC国際語学センター 東京校 All Rights Reserved.