プロの翻訳者としてデビューする前にいまから準備!翻訳者に必要なPCスキルセミナー 日時 7/22(日)・7/29(日)<全2回>13:00-16:00 受講料 在校生・修了生 29,000円(税込) /一般 32,000円(税込)

効率よく翻訳作業を行うためのPC活用法や翻訳支援ツールとはどのようなものか、
パソコン演習を交えて紹介します。

セミナー内容

  • ワードを中心としたOfficeの基本操作
  • 初歩のワードマクロ、便利なショートカットキー(頻度の高い作業を記録して作業を効率化する!)
  • エクセルを使った簡単なデータベースの作成(翻訳者のスケジューリングに必須!作業管理表の作成方法)
  • テキストエディタの操作(資料をテキスト化して検索!)
  • 正規表現、ワイルドカード(文字列の検索・置換、強調表示によるエラーチェック)
  • AutoHotKey(操作を自動化して作業効率を上げる!)
  • 翻訳支援ツール(翻訳支援ツールの概念や作業の流れを理解-原文ファイルインポートから用語集作成、訳文保存)
  • ※本セミナーではパソコンを使って演習をします。参加者の方はノートパソコンをご持参ください。Macでは動作しないソフトがあるため、OSはWindowsを推奨します。ノートパソコンをお持ちでない方は、ILC事務局までご相談ください。
講師紹介

糸目 慈樹(いとめ しげき)
メーカーで派遣社員として通訳及び翻訳の業務に従事し、2004年から大阪の特許事務所にて特許翻訳を始める。現在インハウスの特許翻訳者として、特許事務所で勤務。中国やアメリカで開催される翻訳イベントにも積極的に参加し、海外の翻訳市場にも精通。

お申し込み


セミナーレポート

ILCで実施している「翻訳者に必要なPCスキルセミナー」は、座学と実践を交互に実施する参加型セミナーです。まず、初日の「翻訳市場の動向と翻訳支援ツール」についてのプレゼンテーションでは、機械翻訳の躍進により、翻訳者の需要が減るのではないかという不安を払しょくする話がありました。技術開発の進展等により翻訳需要は増えていくという予測がその裏付けとなっています。ただ、翻訳市場でも中国が台頭しているようで、これは脅威だと思います。また、どのようなCATツールがあり、どれが主流かを整理した形で提示されるため、今後の翻訳支援ツールの動向が良く分かります。さらに、これからの翻訳者には、語学力・読解力・調査力に加え、経営力とPC運用力が必要という話には同感です。

2日目には「AutoHotKey、正規表現、ワイルドカード、翻訳者に必要なワード・エクセル操作」についての紹介と実習があります。ワードの記録マクロは大体知っていても、実際に使うレベルには至っていない私にとっても、同じ作業を繰り返す時には、記録マクロを今後の翻訳作業で役立てることができそうだと感じました。また、ワードマクロだけでなく、便利なエクセル機能についても解説があり、複数のエクセルファイルを別々のウィンドウで開くことができるように設定する方法等は大変便利です。配布資料は大変分かりやすく、また十分な情報量が盛り込まれているため、復習にとても役立つと思います。

 最後に、CATツールは、あくまで作業効率を上げるためのものであり、ツールを使用することで余った時間を翻訳の質の向上に当てるべきという基本姿勢の説明には大変説得力があります。
 みなさんも「これからの翻訳者」として、本格的にフリーランスデビューする前に、翻訳者に必要なパソコンスキルを身につけませんか。

講師:中野秀治(実務翻訳Ⅲ英訳基礎、特許応用/英訳 担当)