修了生

医療翻訳に興味を持っている方で、何から勉強を始めれば良いかわからない人におすすめです。

メディカル翻訳コース受講生 Nさん

医学会の学会誌を編集する会社で働いているNさん。2022年4月よりメディカル翻訳1コースを受講中。

現在はどのようなお仕事をされていますか?

医学会の学会誌を編集する会社で働いています。

ILCに入学された理由と通学歴を教えてください。

2022年4月からILCのメディカル翻訳1コースを受講中です。ILCの事前カウンセリングでコースについて丁寧に教えていただいたのと、土曜開校だったこと、翻訳会社のトライアルを受けられる点が魅力に感じ、入学を決めました。

ILCに入学されてどのようなスキルを身につけられたと感じますか?

コースの最初のほうで、先生からおすすめ辞書やインターネットの情報検索術などを教わりました。これまで漠然と検索していたのですが、「どのページを見るべきなのか」「どの団体のホームページが信頼できそうなのか」などが前よりもはっきりし、自信をもって情報を利用できるようになった気がします。

オンライン授業での受講方法ですが、良い点と不都合な点がありましたら教えてください。

良い点:
一番良かったのは、通学の際の移動時間を短縮できたことです。私の場合、都心に出るのに片道1時間30分ほどかかるのですが、1回の授業で往復3時間の計算になります。3時間を授業の準備、復習などに充てられるのはとても嬉しいです。

不都合な点:
オンライン授業で不都合な点はあまりありません。しいてあげるのであれば、質問に対してyes、noを答えるとき、画面越しに首を縦横に振る動作では意味が伝わりづらいときがある、という点でしょうか。

これまでに、授業中にあった印象的な出来事などはありますか?

医療業界の特有の英語に目からウロコの場面が多々あります。例えば、これまでmajorという語を「主要な」、presentationという語は「発表、プレゼンテーション」などと理解していたのですが、major(重度の、重大な)、presentation(症状)という意味で使われると知って驚きました。

授業の予習・復習で、工夫されていることはありますか?

予習:
授業の後半に先生から次回の課題についてのご説明があるので、そのメモをとるようにしています。

復習:
私にとって医療用語はとても難しいものが多いので、授業が終わるとそれらの単語を自分で作った用語集に追加し、再度発見しやすいようにしています。
また、提出した訳文で訂正いただいた箇所は特に重点的に復習し、理解できているか確認するようにしています。

個人的に、特に力を入れて取り組まれている勉強はありますか?

課題に出てくる疾患や、知らない専門用語の意味を理解できるまで調べるのに膨大な時間を費やしています。

今後の目標を教えてください。

今後、翻訳のトライアルに合格できるように頑張りたいです。

メディカル翻訳コースにご興味をお持ちの方へ、本コースのお薦めポイントや活用法がありましたらお聞かせください。

医療翻訳に興味を持っている方で、何から勉強を始めれば良いかわからない人、誰かに訳文を見てもらわないとモチベーションが上がらない人に、おすすめできます。
メディカル翻訳1とはいっても内容は難しいので、授業の配布資料を見る他、自分でも動画を探したり、用語の意味を検索したりしてカバーしていくと、より授業が理解できるのではないかと思いました。また、先生に質問できる機会も多くあるので、なるべく質問をするようにするのも良いと思います。