翻訳は、翻訳者が訳文を作成するだけでは出来上がりません。チェッカーの行う校正作業を経て訳文が完成します。
翻訳におけるチェッカーは、日本語力・英語力に加え専門知識も求められるため、人材が常に不足している状態です。特に、特許翻訳は、翻訳の出来具合が特許権の取得・その後の権利の行使に影響を及ぼすためチェッカーの果たす役割もとても重要です。
また、翻訳を学習中の方もチェッカーの目線を通して訳文を眺めることで、翻訳のスキルアップ・トライアル対策にも役立ちます。
チェッカー/校正者とは?
一度翻訳者が仕上げた訳文の、校正を行う。訳文の誤字脱字、スペルミス、文法非文、前後の文脈のつながり、訳抜けの確認などが主な業務。
東京大阪同時開催!(東京校は実施会場となります。)
学習内容
- 明細書とは何か(出願形式や各項目について、特許庁電子図書館等より入手した明細書を使用しながら学習)
- 校正前・校正時・校正後の確認事項(フォーマット、訳抜けや訳語の統一などの確認、ファイル形式など)
- 英文・和文校正それぞれの注意点について
- 校正に役立つツールの紹介
- 日英・英日校正演習
受講対象者
特許翻訳の校正業務に興味がある方 ・特許翻訳の学習者 ・現役の特許翻訳者の方
講師 | 染谷 悦男 先生 ILC国際語学センター「バイオ・医薬特許翻訳コース」講師。 研究職、特許事務所勤務を経てフリーランスの翻訳者に。 現在はバイオ、電子機器、半導体分野を中心に特許翻訳者として活躍。 |
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開講日時 | 1回目2015年7月7日(火)19:00~21:00 2回目2015年7月28日(火)19:00~21:00 全2回、計4時間 定員15名 |
受講料 | 在校生・卒業生特別割引:18,000円 一般:20,000円 (いずれも教材費・税込) |
申込締切日 | 2015年6月30日(火) |