夏の特別集中講座

実務翻訳、医療英語、英会話に興味をもっておられる方々のため、今夏2016年8月〜9月もILCでイベントセミナーを開催いたしました。皆様お忙しい中ご来校頂き誠に有難うございました。当日の内容をご報告いたしますので、今回残念ながらお越しいただけなかった方々も是非ご覧下さい。次回は春の特別集中講座として2017年2月~3月に実施予定です。


A、修了生は語る フリーランス翻訳者として活躍する

フリーランス翻訳者として活躍するILC修了生が、フリーランサーとしてどのような仕事をしているのか、翻訳の楽しさ等をご紹介しました。大学卒業後、医薬翻訳会社にてチェッカー業務を経てメディカル翻訳者となり、現在は治験関連文書のほか、文献等を手がける英訳を得意とする現役翻訳者のお話はこれから翻訳者を目指す人にとっては役立つセミナーだったようです。

<受講生の声>

  • フリーランス翻訳者はマルチプレーヤーであるというお話しが役に立った。
  • フリーランスの仕事につなげるためにチェッカーの仕事から翻訳業に入ったのは参考になる。
  • フリーランサーとして仕事するためにどのような準備が必要か分かった。
  • 文系出身者がどのようなルートでメディカル翻訳者になれたかお話を聞けて良かった!

B、特許を知る ~特許最前線からお伝えします~

特許と聞くと難しそうなイメージがありますが、私たちの身近な生活を支えているものでもあります。本セミナーでは、特許を身近に感じて頂くために、Cira(京都大学iPS細胞研究所)知財管理室で働く講師が、身近な特許の実例を挙げながら、特許とはなにかを教えてくれました。

<受講生の声>

  • 特許の概要など、本などで読むとややこしく感じる内容もとてもシンプルで理解しやすかったです。
  • 特許について「今まで何となくわかっていた」ことがクリアになってよかった。
  • 「特許」の基礎を再確認することができて良かったです。
  • 具体的な特許制度の話を聞くことができて役に立った。

C、体験!医療英語“英語で病棟内オリエンテーション”

外国人患者が入院する場合を想定して、病棟と病室の案内、病棟内の規則についての様々な英語表現を学習しました。前半は授業形式で学び、後半は実際に病室や病院に見立てたILCのフロアでのロールプレイを行いました。外国人に対して、ジェスチャーも交え実際に説明する本番さながらの経験を積むことが重要であることを実感した2時間半でした。

<受講生の声>

  • 小松先生のレッスンはかわらず楽しくポイントをおさえた指導で、今日も中身の濃い授業でした!!
  • 新しい学びがあったのでよかったです。
  • 教室で座ったままロールプレイをするときより緊張しましたが、貴重な体験でした。
  • とても役に立ちます。何度も繰り返し受講したいです。
  • 事前に練習をしてからのロールプレイだったので、実際に話す場面が想像できました。
  • 知っていそうでなかなかチェックできなかった内容を改めて確認する機会となりました。
  • (ロールプレイは)授業で教わったことをすぐに使えるのでためになる。
  • 実践的でよかったです。
  • 緊張し、あせり気味になりました。もっと落ち着いて話せるよう練習が要ると実感しました。

D、米国弁理士が教える!シリーズ第二弾「拒絶理由から学ぶ特許英訳セミナー」

米国特許法112条違反による拒絶理由の事例を紹介しながら、特許明細書英訳の際に気を付けるべきポイントを解説し、特許明細書の原文内容を正確に伝えながらも自然な英訳にするためのテクニックを学びました。

<受講生の声>

  • 情報量が多く留意点がはっきりしていた。
  • 実際の出願やオフィスアクションを材料としていたので業務に役立つ内容だった。
  • 具体的な拒絶理由、特に翻訳に起因する拒絶を詳しく聞くことができたので勉強になった。
  • 普段の仕事でよく迷う表現のことが明確になった。
  • クレームの英訳における単数や複数、訳語選択などにおける注意点を学習できたので有意義だった。

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