翻訳者デビュー後、すぐにPCスキルを活用できるように今から身につけておきましょう!
講義内容
1日目 座学のみ
翻訳業界の今後の動向
翻訳者にはどの程度のPCスキルが求められるか?語学力だけでは生き残れないこの時代にどのようなPCスキルが必要になるか解説します。
正規表現・ワイルドカード
正規表現やワイルドカードは、特定の文字や記号を使って、特定のパターンにあてはまる文字列を効率よく検索・置換するための機能です。これを使えば、条件にマッチする文字列や文字を検索したり置換したりすることができます。ワード文章ではもちろん、翻訳支援ツールや、あらゆる場面でも使えるので、訳文チェックなどで役立ちます。まずは正規表現・ワイルドカードがどのようなものか理解しましょう。
翻訳支援ツールの基本
翻訳支援ツールを使って作業をする際に頻出する言葉をまず押さえましょう。そして、翻訳案件を受注してから納品するまでの流れを理解しましょう。
2日目 座学+演習
1日目に学習した内容(翻訳案件を受注してから納品するまで)を、実際にパソコンを使って作業します。機械翻訳後のポストエディットにも挑戦します(用語統一、訳抜けチェックを中心に学習)。
- ※本セミナーでは、2日目にパソコンを使った演習があります。ご自身のパソコンをご持参ください。windows推奨。Wifi接続しますので、パソコンに無線LAN機能が搭載されているか確認してください。
上記条件に該当しない方、あるいはパソコンをお持ちでない方は、ILCより貸出しますのでお申し込みの際お申し出ください。なお台数に限りがありますのでパソコン貸し出しは先着順とさせていただきます。
日時 | 1日目 2020年 3月8日(日) 13:00-15:00 2日目 2020年 3月15日(日) 12:00-16:00 |
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対象 | 翻訳者、翻訳学習者でワード、エクセルを使えること。圧縮ファイルの解凍、ソフトのインストール、ファイルのダウンロード等基本的なパソコン操作ができる方。 |
受講料 | 在校生・修了生 29,500円(税込) / 一般 32,500円(税込) |
会場 | ILC国際語学センター大阪校 大阪市中央区島之内1-11-30 滋慶第2ビル |
講師紹介
糸目 慈樹(いとめ しげき)株式会社Cygnapia代表。メーカーで派遣社員として通訳及び翻訳の業務に従事し、2004年から⼤阪の特許事務所にてインハウス特許翻訳者として勤務を始める。中国やアメリカで開催される翻訳イベントにも積極的に参加し、海外の翻訳市場にも精通。2019年、株式会社Cygnapiaを設⽴。
2019年8月実施セミナー参加者の声
- 役立つ内容でした。こういった内容のセミナーはあまり多くないように思います。貴重な経験でした。
- 翻訳する上で便利なツールをいろいろ教えて頂き役立ちました。翻訳支援ツールはとても便利だと思います。
- 社内翻訳者なので、翻訳支援ツールを使って翻訳スピードと翻訳精度を上げたいです。自分の翻訳作業に活かせるヒントがいろいろありました。
- ほとんど予備知識のない状態で受講しましたが、理解することができました。実際のPC操作を実演しながら進行したので、よく理解できました。
ブログ:なぜ翻訳者にとって、パソコンスキルが重要なのか?