昨年、山中教授がノーベル賞を受賞したことにより、バイオテクノロジーに関心が集まっています。バイオと聞くと難しいイメージがありますが、お馴染みの食品や化粧品など私たちの生活のいたるところで使用されています。
今回は、”化粧品”にスポットをあて、バイオ・医薬の特許の世界に触れてみます。
古今東西、女性のみならず男性までもが美の追求に時間とお金をかけています。特に、美白やしわ・たるみ、乾燥肌・敏感肌の改善を謳っている、いわゆる「機能性皮膚化粧料」と呼ばれるスキンケア化粧品に対する消費者の期待はますます高まっており、そのおかけで化粧品会社の開発競争も熾烈化しています。
「機能性皮膚化粧料」の研究開発は、「機能発現成分」と「機能性皮膚化粧料の製剤設計」の
研究開発が中心であり、言い換えれば、化学、バイオ、医薬などの技術の集大成とも言えます。
本講座では、
(1)「機能性皮膚化粧料」についての基礎知識を得る
(2)「機能性皮膚化粧料」に関する特許明細書を通して、特許翻訳の基礎を学ぶ
ことを目標とします。
特許の役割やシステムを知り、特許の世界を体験してみて下さい。
講師 | バイオ・医薬特許翻訳コース担当講師:染谷 悦男 筑波大学大学院生物物理化学専博士課程中退。特許事務所で翻訳や特許明細書作成 などの実務に従事後、フリーの特許翻訳者として独立。現在は特許翻訳だけでなく、 大学の薬学部・看護学部の非常勤講師として専門英語も教える。【講師からのメッセージ】 この講座を受けることで、化粧品に対する見方が、科学者や技術者の見方に変わり、美への追求が科学的になるかもしれません。また、特許が、化粧品のみならず多くの産業の発達に欠かせないものであり、その一翼を担うのが翻訳者であることを実感することでしょう。 |
講座対象者 | ・バイオ・医薬特許翻訳に興味のある方 ・バイオ・医薬特許翻訳を勉強中の方 ・バイオ・医薬関連に興味のある方 |
講座日時 | 2013年3月20日(祝・水)13:00~16:00 (計3時間) |
受講料 | 一般:13,500円 在校生・卒業生特別割引:10,500円 (教材費・税込) |
定員 | 25名 |
申込締切日 | 2013年3月15日(金) |
※お申込みを終了しました。