3月10日(日)、ILCの主任教師John Muktsによる実務英文ビジネスライティング(上級編)1日目が開催されました。昨年の12月に開催されたライティング講座の第二弾です。受講生の皆様には、講座に先立ち事前課題として文中から文法の間違いやスペルミス等を探すWarm-Up Questionに取り組んで頂きました。そしていよいよ第1日目のビジネスライティング講座が始まりました。まず、午前中はライティングの基本構造から学んでいきました。

まず最初に
・なぜ文章を書くのか?
・誰に対して文書を書くのか?
・何を書くのか?

これらの事柄を考えてから文章を書かなければいけません。これは英語のみならず、日本語で文章を書くときにも同じことが言えます。当たり前のことですが、ついついおろそかにしてしまいがちです。そして英語ビジネスライティングで重要なことの一つに、“Punctuation”すなわち句読点の打ち方があります。これは日本人が苦手としている事柄の一つですがとても重要な事です。句読点の打ち方にはルールがあり、そのルールに則って文書作成する必要があるということを教わりました。また、日本人が最も間違える“Salutation”。簡単な事ですが実はメールやレターを書く際に必要であり、第一印象を良くするためにも必要です。どれだけ親しい仲なのか、Formal、Casualそれぞれの状況によってもSalutationは変わってきます。また、ビジネスライティングでは、常に“Try to write accurately!” すなわち正確に書くことを心がけないといけません。Eメールであれ、レターであれ、書いた文章は後に残るものですから、正確である必要があります。そのうえで、“Punctuation” 句読点の打ち方、“Salutation”も重要なポイントの一つです。





午後からは実際にライティングの演習に入って行きました。実際に書く作業を行う事でライティング力が高まります。
依頼、苦情、謝罪など様々な目的のEメールを作成演習を行いました。その際の重要なこととして、“Following the rule ”、すなわちそれぞれの状況にあったテンプレートを使用することにより文章の組み立て方がスムーズになります。



休憩をはさみながらの5時間の1日目の講座でした。はじめは長いと思われましたが、実際はあっという間に過ぎていきました。受講生の皆さまお疲れさまでした。

2日目のロジカルライティング講座は2週間後の3/24(日)に開催されます。