3月30日(土)に医療スペシャルDayを開催いたしました。医療翻訳・通訳の分野に興味をもたれているたくさんの方々にお集まりいただきました。

第1部ではメディカル翻訳コースご担当のお二人の先生によるデモレッスンが行われました。

第2部では、健康診断に関連する医療英語セミナーを開催しました。IPEC医療英語コース講師であるMargaret Raye RN先生より、問診のさいに使える英語表現や、医療従事者と一般の方の医学用語の違いなどを学んだあと、参加者の方々でペアワークを行ってもらいました。リスニングアクティビティでは、数字の聞き取りに苦労されている方もいらっしゃいました。



第3部では、医療通訳セミナーを開催しました。
3回目となる今回は、呼吸器系に焦点をあて、Margaret先生から呼吸器系に関する基礎知識と英語表現を学びました。
模擬体験では、肺炎にかかった米国人患者と日本人医師との会話を通訳してもらいました。
英語が堪能な参加者の方であっても、医学用語や治療の説明になると戸惑ってしまう場面が見られ、改めて医療通訳における専門知識の重要性に気づかされた模擬体験でした。



セミナーにご参加いただきました皆様の感想を一部ご紹介させていただきます。

・病院の受付業務をしています。英語の大体は分かっていても、適切な言葉を外国人患者の方にかけることができず、歯がゆい思いをしていました。健康診断での表現や、ロールプレイを見ることができて、実際の現場でのイメージが湧きました。
・現在医療英語を勉強していますが、医療現場で英語を使用するさいに、気を付けなければならないこと・大事なことを教えてもらえました。またこのような機会があったら参加させていただきたいです。
・一般の方が使用する単語と医療従事者の方が使用する単語が違い、ためになりました。

ご参加くださった皆様、また通訳模擬体験にご協力いただきました皆様にこの場をお借りいたしまして、改めて御礼申し上げます。

次回は、2013年9月の実施予定です。英語や翻訳、語学にご興味お持ちの方々に、楽しんでいただけるセミナーにしたいと思っています。こんなセミナーがあったらいいな、など、皆様のお声をお待ちしております!