修了生

現在のメディカル翻訳の仕事でも、「こう訳してはいけない」と教えてくださった先生の講義を思い出します。

メディカル翻訳初級・上級コース修了生 小巻香織さん

臨床検査技師として働いた後、イギリスに留学。帰国後は成人病の研究所で内分泌代謝科の研究助手として約11年間従事。帰国後同時に翻訳の学習を開始。

翻訳の学習を始めようと思ったきっかけを教えて下さい。

受講前に色々な翻訳学校を調べましたが、翻訳チェックの仕事をしていた時にILCの卒業生に薦められたこと、所定のコース修了後に提携している十数社の翻訳会社のトライアルを受験することが出来るということ、また専門分野別にコースが編成されていることから、ILCでの受講を決めました。

実際にコースを受講されていかがでしたか。

授業では、毎回添削課題が出され、それを毎回先生がとても丁寧に添削をしてくれました。添削の最後に毎回コメントを書いてくださり、質問にもいつも丁寧に答えていただきました。先生には翻訳の際に、原文に引きずられてしまう私のクセを直していただきました。現在はメディカル翻訳の仕事をしていますが、今でも仕事をしていると、「こう訳してはいけない」と教えてくださった先生の講義を思い出します。受講中に配布されたテキストと資料は今でも仕事をする時に使用しています。