修了生

子育てが一段落し、得意な英語で社会復帰

結婚を機に退職、いつかは英語力を活かして働きたい

4年生大学を卒業後就職し、結婚を機に退職。子育てに専念する傍ら英語の勉強を始め、英検準1級、TOEIC900点、MOS(word specialist)を独学で取得。医薬翻訳の通信講座を他社で受講していたが、家での勉強に限界を感じ、ILC の通学コースを受講するに至る。ILC では実務翻訳Ⅱ、実務翻訳Ⅲ、メディカル初級、メディカル上級コースを受講。

子育てが一段落し、得意な英語で社会復帰に成功

現在は、医薬品の有害事象に関する報告情報の内容をチェックして、システムへの入力から評価及び翻訳、当局への報告等の一連の業務に従事しています(安全性情報管理業務)。

結婚後に英語の勉強を始めた当初は、英語が好きだったこともあり、子育てが一段落したら英語を使う専門性の高い仕事に就きたいと漠然と考えていました。勉強を進めていく中で、特に英語を使う仕事の中でも、フリーランスの翻訳者には結婚後も家庭と両立して活躍している女性が多いことを知り、翻訳者を目指すようになりました。

ILC 在学中(メディカル上級講座)から派遣社員として登録し、派遣先のCROにてワード数300前後の個別症例報告の和訳を担当したのが初仕事でした。初仕事では、授業で教わった内容を生かすことができましたが、同時に、他の翻訳者の方から自分の翻訳文のクオリティチェックを受けて、まだまだ翻訳のクオリティを上げなくてはと身の引き締まる思いがしたことを覚えています。

ILCで学んでよかったと思うことは、同じ志を持つ仲間に出会えたことです。専業主婦として自宅で勉強していたときは、勉強していく上で不安になっても相談しあえる仲間がいなかったので、同じ境遇の仲間に出会えたことは財産です。また、卒業後もILC 事務局の方が親身になって対応して下さることが心強いです。ILC を通じて、オンサイトの翻訳求人を見つけることができるのも魅力だと思います。

ILCに通い始めた当初は在宅でのフリーランス翻訳者を目指していましたが、現在は安全性情報を取り扱う部署にて翻訳業務を含め有害事象の評価も担当することで、より深く安全性情報に関わってみたいと考えるようになりました。何事も経験することが勉強に繋がると思いますので、当面は現在の部署で経験を積んでいくことを念頭においています。