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翻訳会社の担当者が語る「翻訳業界の実情」
株式会社翻訳センター 楠見賢二様
1)翻訳需要の分野比率
JTF(日本翻訳連盟)の調査による業界平均
コンピュータや工業技術分野 52%
特許 21%
金融 10%
医薬 10%
※翻訳センターでは、業界平均に比較して特許と医薬が高く、特許分野は特に翻訳者が不足している。また、大阪では特許が多く、東京は医薬、名古屋は技術(特に車)が多い。
2)最近の翻訳業界の動向
大手企業では、翻訳発注を一元化し、翻訳会社の選定を行って年間契約を結び、コスト削減を進めている。
特許翻訳では、特許事務所を介さずに翻訳会社に直接発注してくるメーカーも出ている。
3)売れる翻訳者のタイプ
・知識の幅が広い、厳しい納期でも対応してくれる、単価が安いなどがそろっていれば仕事はとぎれない。
翻訳会社がクライアント企業から要求されるのはそういうことである。
ただ、すべてそろった翻訳者はそうはいないので、「特徴を持つ」ことで、翻訳コーディネーターに覚えられると良い。
・どんな特徴が良いか
訳が上手い、スピード、難しい分野でもリサーチで対応できる、参考資料にきちんと沿っている、など。
4)マイナスイメージの翻訳者
・初回の仕事で納期遅れ・・・その後、仕事をお願いできなくなる
・タイプミスなどケアレスミスが多い、訳抜け、数字の間違いなど
・参考資料に沿っていない
・ベテランの人でも勉強不足で品質が落ちてくる人
5)翻訳センターの登録翻訳者で収入の多い人の像
・訳文が上手く、専門性も高い、スピードがあり、大量での訳文の品質にムラがない。いつ電話しても対応が良い。
・専門性は高くないが、短い案件でも気持ちよく引き受けてくれる。
・専門性の高い職人気質の人でクライアントからのリピート率も高い。
会場からトライアルテストの結果、登録時、登録後、翻訳レートなど生々しい質問がたくさん飛びましたが、一つ一つ丁寧にご回答いただきました。どうもありがとうございました。
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