10月6日(土)にILC東京校移転後初めてのイベントである医療通訳・翻訳スペシャルDayを開催いたしました。医療翻訳・通訳の分野に興味をもたれているたくさんの方々にお集まりいただきました。


第1部ではメディカル翻訳コースご担当のお二人の先生によるデモレッスンが行われました。第2部では、IPEC主催の医療通訳セミナーを開催いたしました。最初にIPEC理事である小児外科指導医の連利博先生によって、医療通訳の現状、倫理規定、今後の展望などについてお話しいただきました。その後IPEC医療英語コース講師のMargaret Raye RNを加え、消化器系の問題を抱える米国人患者と日本人医師との会話を行い。その二人の会話を通訳するという形で希望者による通訳模擬体験を行いました。英語がご堪能な参加者の方であっても医学用語になると戸惑う場面が見られ、改めて医療通訳における専門知識の重要性に気づかされた模擬体験でした。


その後、Margaret先生による医療英語のミニレッスンが行われ、過敏性腸症候群についてのレクチャー、医学用語の説明、ダイアローグを使ったペアワークを行いました。


医療通訳という分野に関しての皆様の関心の高さを改めて印象付けるセミナーとなりました。最後にセミナーにご参加いただきました皆様の感想を一部ご紹介させていただきます。

・医療通訳や医療英語について知ることができた。
・ドクターと患者さんのコミュニケーションを正しく伝えることが大切だとわかった。
・医学用語はネイティブと話すチャンスがなければ発音を聞ける機会があまりないのでい い機会になった。
・模擬体験を見ながら実際の現場がイメージでき、具体的にどのような用語が必要なのか少しわかった。
・英語の授業にも多少戸惑いましたが、医療知識や英語に触れる機会が少ないので、貴重な時間を過ごすことができました。

本日ご参加くださった皆様、また通訳模擬体験に参加していただきました皆様にこの場をお借りいたしまして、改めて御礼申し上げます。