皆さんこんにちは、ILC国際語学センターです。

10月から始まった実務翻訳コース、
気がつけば3カ月目にさしかかろうとしています。

受講生の方々とお話をしていると、

「英語力、日本語力を伸ばしたい」
「専門知識を身につけたい」
「専門分野の用語が学べるサイトや教材を知りたい」

というお話をよくお伺いします。

そこで今回は翻訳コース卒業生の方が実践した学習方法をご紹介したいと思います。

第2回は証券金融翻訳コース編です。


(1) 英語力・日本語力を向上したい。


・外資系証券会社のホームページに
掲載されているレポートを
英日比較しながら読み、
用語集を作成していました。

(2) 金融知識を身につけたい。


・海外の英文ニュースサイトを見ながら、
知らない単語をその場で調べて、
ボキャブラリーを増やしつつ
記事の内容を理解するようにしました。
(Financial Times、Businessweek、Bloombergなど)

・授業で勉強した内容を復習するとともに、
日経新聞で経済金融関連の記事を読んだりしました。

・株式、債券、デリバティブなどの入門書で知識を蓄えました。

・授業の課題に応じて、
関連する項目に関する証券アナリスト試験のテキストを復習しました。

(3) 番外編


・個別株レポートに関するデータであれば、
企業のHPのIRページの使い方を把握しておくといい思います。
主要指標の発表サイトをお気に入りに登録し、
発表スケジュールをカレンダーに書き込んで、
発表日にそのサイトにアクセスしてデータを取る、
という一連の動作をシミュレーションしていました。

・株式投資をしてみると勉強になると思います。
自分のお金がかかっているので、
どのような要因で株価が動くのか、
テクニカル分析とは何か、
どうしたら利益を出せるのか、など、
真剣に勉強するモチベーションになると思います。
私もやりました。

・金融は範囲が広いうえ、どんどん新しい商品やアイデアが開発されるため、
仕事が来るたびに青息吐息のリサーチとその後の復習(翻訳メモリの作成も含め)の連続です。何しろリサーチ、リサーチで克服していくしかないと考えています。

さいごに


いかがでしたでしょうか。
卒業生の方々が実践されていた学習方法をいくつかご紹介しました。

卒業生の方もおっしゃっていますが、
金融分野は新しい商品やアイディアが開発されるため、
新聞・雑誌などの経済産業誌を定期購読して、
業界・企業研究を継続することをおすすめいたします。

これから翻訳学習を始めようと思っている方に
今回の記事がご参考になれば幸いです。

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クラスを担当している菅原先生による
金融翻訳のワインポイントレッスンを
ブログでご紹介しています。
ご参考にどうぞ!

証券金融翻訳コース担当講師が教えるワンポイント金融翻訳レッスン1
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