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IPEC看護英語ワーキング・グループが監修した看護英語テキスト『看護英語コース』 「自己紹介と問診(現病歴聴取)」が、2019年12月に教育提携をしているILC国際語学センターから開講しています。

本テキストは、病棟において看護師が、基本的な看護業務で役立つ英語を習得できるように10のChapterで構成されています。オンラインコースでは、3つのテーマに分かれていて、興味のある看護場面からご受講いただけます。

今回、IPEC看護英語のブログに執筆中のカナダと日本で看護師として働いた経験のある久々宇悦子さんに『看護英語コース』を受講していただきました。そして、久々宇さん流の勉強法と活用法を皆さんにご紹介していただきます。

ILC国際語学センターで開講中の「『看護英語コース』」(以下、コース)を受講しました。ここでは、受講してみての感想や自分流の勉強法・活用法についてご紹介いたします。
まずコース全体についての感想です。

「楽しい!」


このコースは、看護師・看護学生が看護現場で使える実践的な看護英語を学ぶためのテキストである『Nursing English in Action』をもとに、その内容を補完し、より効果的に学習できる内容になっています。
およそ10時間かけて受講を終えた後、最初の感想は、「楽しい!」でした。

実は私はこれまでオンラインコースを受けたことがなかったため、教室での座学のようにきちんと学習できるか、1人で集中して勉強できるのかといった、漠然とした不安がありました。
しかし、最初のChapter1 を受講した時点で、それは杞憂であることがわかりました。

「迷うことなく理解しやすい」


このコースでは全体を通じて日本語のナレーションが入っており、今から何を学習するのか、テキストのどこを参照すればよいのか、どのように発音練習すればよいかなど、そのつど丁寧な説明や案内があるため、迷うことなく理解しやすい流れになっています。実践で使える看護英語の表現が豊富に盛り込まれ、各コンテンツのテンポも良く、発音練習やロールプレイも効果的に組み入れられています。万が一聞き逃したり見逃したりしてもすぐに巻き戻せるため、座学のように聞き逃したらそれっきりという心配もありません。ナレーションが時々「がんばってくださいね!」と励ましてくれるのですが、ついつい返事をしてしまったりと、あまり一人で学習しているという孤独感を感じることなく、集中して勉強しやすいように感じました。


「空いた時間で効率的に」


そして、スマホやPCを使っていつでもどこでも勉強できるというメリットを活かし、空いた時間で効率的に学習できます。また、座学と違い、周りのペースに惑わされず、自分の苦手なところにじっくり時間をかけられるなど、自分でペース配分できる点も魅力的です。

こうした点から、とても使い勝手がよく、テキストとコースの両方を使いながら自分のペースで効果的に学べ、楽しく看護英語を身につけられるコースになっていると思います。

第2回目のブログ記事はこちらからご覧いただけます。

第3回目のブログ記事はこちらからご覧いただけます。


執筆者:久々宇 悦子(カナダ看護師、日本看護師・保健師)
日本で看護大学卒業後、国内で病棟勤務を経てカナダ渡航。独学でカナダ看護師試験(Canadian RN Exam)に合格、看護師免許取得。就労ビザ取得後、トロント市内の地域基幹病院に入職し、外傷・脳神経外科ICUにて看護師として2年間勤務。帰国後、看護職能団体にて看護労働や学会事業等に従事。

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『看護英語コース』
詳細:『看護英語コース』

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