2019/3/10(日)に「フリーランス翻訳者を目指す人のためのセミナー」を開催いたします。詳細はこちら
2016/3/13(日)に「40代・50代から考えるセカンド・キャリア~フリーランス翻訳者としての働き方~」セミナーを開催しました。
当日は、50名を超える方にご参加いただき大盛況となりました。
第一部では、「翻訳会社が求める翻訳者とは」というタイトルで翻訳会社の方社員の方々にご講演いただきました。
「翻訳者に求められるスキルとは」「翻訳会社、クライアントが求める理想的な翻訳者とは」、「翻訳者に年齢は関係あるのかどうか」など、これからフリーランスの翻訳者を目指す方の多くが抱く疑問についてお話いただきました。
お話いただいた内容の一部をご紹介します。
◆英語力・日本語力はどの程度必要なのでしょうか?◆
分野によって必要とされる語学レベルは、基本的に変わりません。私どもの会社で考える「良い翻訳」とは、原文が過不足なく訳されていて、かつ訳文単品で見ても読みやすい、ということです。そのためには、原文言語の理解力、原文言語を訳文言語に変える力、訳文言語の作文力という3つの力が必要だと考えています。(ホンヤク社 成田様)
◆各分野の専門知識・バックグラウンドはどの程度必要でしょうか?文系出身者でも翻訳者として活躍のチャンスはあるのでしょうか?◆
大学の専攻や社会人としてのキャリアとは異なる分野で、フリーランスの翻訳者として実際に活躍している人はたくさんいます。ただし、そういった方々は独学や学校等を利用した勉強や業界研究、インターネット等による最新情報のリサーチ、他分野における専門性の応用力などにおいて非常に高い能力を持っている方だと思われます。「浅く広く」タイプは避けられがちな面もあるため、専門分野を決めて、そこから対応できる翻訳分野の範囲を広げていった方が良いと思います。(MTS 稲垣様)
◆翻訳者を採用するうえで年齢などは関係あるのでしょうか?◆
健康であれば年齢は問いませんが、PC操作等が円滑に行えることが前提です。当社の目安としては75歳くらいまでとしております。(MTS稲垣様)
年齢のお話になったさい、現役フリーランス翻訳者として活躍されている80代、90代の方のお話もあり、参加者の方からは驚きの声があがりました。翻訳に年齢はないということの驚きとともに、だからこそフリーランス翻訳者としての魅力を感じる方も多くいらっしゃいました。
そのほかにも収入やトライアルを受験するうえで気をつけるポイント、翻訳の実務経験がない方に向けたおすすめの学習やキャリアなどについてもお話いただきました。
参加者の皆さんからは「定年退職後も働いていきたいと考えていたので、将来的なビジョンに少し明るい希望を持つことができました」「フリーランス翻訳者の世界についてまったく知らなかったのですが、本日のセミナーで概要を知ることができて参考になりました」など多くの声が寄せられました。
9/23(祝・水)オープンデーを開催しました。
9/23(祝・水)、ILCオープンーと題しまして、メディカル翻訳入門講座、ビジネス文の英訳実践講座、実務翻訳の実践講座を特別開講しました。
セッション(A)では、メディカル翻訳コースをご担当いただいてる吉田先生による、メディカル翻訳の入門講座を開いていただきました。
メディカル翻訳に携わるさい、翻訳者の方が頭を悩ませるのは「どれだけ言葉を知っているか」よりも、「どれだけ現場を知っているか」、そして足りない知識をどのように補うかという点になります。
吉田先生には、先生が実際に使っていらっしゃる書籍、テレビ、インターネットなどをご紹介いただき、それぞれどのような特徴があるか、何に注意して使うべきかなどのご解説をいただきました。
特に今回参考になった点が、有力な情報が載っているサイトでも翻訳の質が悪いものがある場合の使い方です。先生は、このようなサイトを知識を得るために使うことはもとより、読みながらどういった点を改善できるか考えることで、翻訳力の向上に努められているようでした。
受講者の皆様も、吉田先生がご紹介されたサイトや書籍の使い方には目から鱗が落ちたようで、しきりに頷きながら先生のお話を聞いていらっしゃいました。
セッションBでは、ILC英語教育担当のアンソニー・フィッシャー先生(トニー先生)をお迎えして、ビジネスシーンで多用される日本語特有の表現の英訳を教わりました。
「ご検討のほど、よろしくお願い致します」「お忙しいところ恐れ入りますが」など、普段使っているのにうまく英訳できない文を翻訳するには、「本当に伝えたいことは何か」を考えることが重要だそうです。
例えば、「ご検討のほど~」という表現には、お話した案や書類について、前向きに考えてほしいという思いが隠れているので、その気持ちを文に表すと英訳しやすくなる、ということでした。実際にお話を聞いてから問題に臨むと、とてもスムーズに英訳ができるようになり、非常にタメになりました。また、対応する言葉を思いつかないときにも、文を簡単にすると英訳ができるというコツも教えていただき、1時間の短い時間でも力がついたことを実感できる講義でした。セミナー中も、トニー先生が一人ずつ受講生の皆様を回りながら一緒に訳文を考えていただき、非常に活気のある講座になりました。
セッションCでは、ビジネス一般文書翻訳初級・上級コースをご担当いただいている佐藤先生に、実務翻訳とはどのようなものかを、実践を交えながら解説していただきました。
「翻訳者」というと個人事業主として、外国書籍の翻訳や映画の字幕を作成されている方を想像されると思いますが、近年は企業内で翻訳する社内翻訳者と呼ばれる方々が、社内文書や外国とやり取りするうえでの翻訳業務に携わるケースが増えてきています。それだけでなく、社内翻訳者の方には、データの分析や通訳、秘書業務を依頼されるなど、翻訳業務にはより厳しい納期、厳しい予算が求められるようになりました。セミナーでは、こういったニーズの変化の中、どのようにして文の意味を損なうことなく短く書くかをご教授いただきました。実際に受講生の皆様に訳していただいた例文を、全員で知恵を出し合いよりよい文にしていくという、非常に活気のあるセミナーとなりました。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました!
★吉田先生が担当するメディカル翻訳初級・上級コースはこちら
★佐藤先生が担当するビジネス一般文書翻訳初級・上級コースはこちら
9/13(日)特許翻訳スペシャルデーを開催しました!
9/13(日)特許翻訳スペシャルデーを開催しました!
第一部は「薬はなぜ効くか?~分子標的薬を題材にバイオ英語を体験~」というテーマで、東京理科大学の筆頭常務理事である池北雅彦先生にご講演いただきました。
セミナーの前半では、くすりの種類や剤形、働きといったくすりについての基礎知識を学習しました。「錠剤になるくすり」と「カプセルになるくすり」の違いや、くすりがどこに効くのかなど、バイオ・医薬分野のバックグラウンドがない方にとってもためになる知識をお話しいただきました。セミナーの後半では、アスピリンやペニシリンなどの薬を題材に、病気の発症メカニズム、従来のくすりと分子標的薬の違い、これからの医薬品開発についてお話しいただきました。多彩なイラストや具体的な症例を挙げた分かりやすい解説を聞きながら、皆さん熱心にメモを取っていられました。
これからバイオ・医薬特許翻訳、メディカル翻訳の学習を始める方、学習中の方、さらにはすでに翻訳の実務をされている人にとっても、実践的で参考になる内容でした。
第二部は「バイオ・医薬特許翻訳コースデモレッスン~分子標的薬の特許明細書を読む~」を行いました。
担当講師の染谷先生からは、まずバイオテクノロジーを学習するうえで必要な基礎知識、「特許」とは何か、特許翻訳の特徴についてお話しいただきました。
レッスンの後半では、実際に参加者の方々に特許明細書の翻訳文を比較していただきました。「and/or」の翻訳の気を付けるポイントやバイオ・医薬分野の論文等でよく使われる単語の訳し方など、特許翻訳の特徴とバイオ・医薬分野の専門知識について同時に学習いただける内容となりました。
最後にご参加された皆様の感想を一部ご紹介いたします。
「メディカル翻訳に携わっていますが、たまにandとorの範囲が難しい文章があり、翻訳に悩むときがあったのですが、本日の説明を聞いて理解することが出来ました。」
「翻訳はまったくの初学者ですが、面白く興味を持って聴講できました。」
特許というと何となくハードルが高いイメージを持たれる方もいらっしゃいますが、参加者の方々からは、「大変分かりやすかった」、「楽しく学習できそう」というお声を頂戴しました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました!
■■■バイオ・医薬特許翻訳コースの特徴■■■
特徴1.<特許翻訳の基礎とバイオ基礎知識を同時に学習>
1回の授業を前半と後半に分け、前半ではバイオの基礎知識、後半では特許翻訳のテクニックや気を付けるポイントを学習していきます。
文系出身の方、バイオ・医薬分野のバックグラウンドがない方でも受講できるように考慮した講義をおこなっています。
特徴2.<月2回の勉強会を実施>
染谷先生は、本コースの授業終了後に月2回勉強会を実施されています。勉強会には卒業生も参加されるので、クラスメイトだけでなく先輩の特許翻訳者の方とも交流することができます。
実務翻訳プログラム説明会・個別カウンセリングで授業の資料や添削課題をご覧いただけます!!
>>お申込みはこちら:http://www.ilc-japan.com/tokyo/trans/demo
6月30(日)、7月12日(日) 「実践 英文ビジネスライティング講座」を開講しました。
1日目ではビジネスライティングを学習しました。Eメールの構成、レター・メモとの違い、Eメールを書くうえで気を付けるポイントなどについて学習しました。2日目はロジックマップを使用し、論理的なビジネス文書を作成するスキルについて学んでいきました。
授業では、謝罪のメールや上司への報告書など様々な状況を想定したライティング演習も数多くおこないました。受講生の方は辞書で英単語を調べたり、学習されたことが活かされているか教科書と自分の英文を見比べたりと真剣に取り組んでいらっしゃいました。
参加された方からは「自分の英文ライティングを見直すいい機会になった」、「論理的な文章の組み立て方は、英文Eメールだけでなく通常の業務にも役立つと思いました」といった感想をいただきました。
2日間という短い期間ではありましたが、ビジネスライティングとロジカルライティングの両方を学習できる中身の濃い授業を受けていただけたのではないかと思います。ご参加いただいた皆様有難うございました!
「バイオと医薬開発、その未来を握るDNAマイクロチップ」を開講しました。
8/31(日)に「バイオと医薬開発、その未来を握るDNAマイクロチップ」を開講しました。
ご参加いただきました皆様ありがとうございました!
【受講生の声】
・前半のDNA複製のメカニズムから後半のDNAチップの具体的な会社名や製品名が網羅されており、業界全体を見渡すことができてよかった。
・遺伝子解析に関して、どのようなものが開発されているのかを知ることができて非常に役立った。
・説明が極めて分かりやすかった。
・教材が分かりやすい。あとで復習をするさいに役立ちそう。
・分子遺伝子学の基礎を学習できてよかった。
担当してくださった染谷先生が担当するバイオ・医薬特許翻訳コースは10月11日(土)から開講予定です!
デモレッスンも実施しておりますので、ぜひご参加をお待ちしております。日程はこちら→
「翻訳者のためのPCスキルアップセミナー」開催しました。
毎年好評をいただいている「翻訳者のためのPCスキルアップセミナー」、今夏も開催いたしました。ILCの在校生・卒業生をはじめ、一般の方も参加され、みなさん熱心に聴講されていました。
セミナーにご参加いただきました皆様の感想を一部ご紹介させていただきます。
【受講生の声】
・いかにテクノロジーを駆使して、効率よく翻訳すればいいかよく分かりました。
・何から揃えればいいのか分からなかったのですが、買うアイテムの順番が決まりました。
・データベースの作り方、推奨ソフトなどどの情報も大変有用でした。翻訳者としての心構えも教えてもらうことができました。
・翻訳ソフトの導入を考えていたので、実際の画面や活用方法を目にすることができ大変参考になりました。効率的に翻訳作業を行う方法についても、先生のノウハウを余すところなく教えていただき、勉強になりました。
・特許の中間処理レポートの英訳の仕事をしていますが、それに関連した情報も教えていただけとても役立ちました。
ILCでは、今後も皆様の学習に役立つようなセミナー・講座を開催してまいります。こんなセミナーがあったらいいな、など、皆様のお声をお待ちしております!
7/20(土)、7/27(土) 『米国判例を読む講座』受講生の声2
IPEC主催の「米国判例を読む」を受講して
・そもそも米国の判例をまともに読んだことがなかったので、判例(判決文)そのものの構造、その背景解説など全体的に役立った。(企業法務担当者)
・裁判や法令に関連する、特殊な用語を背景(関連知識)から解説して頂けたところが面白かったです。自分で読むと引っかかってしまうことが多いので・・。(企業法務担当者)
・アメリカでの制定法と判例の関係や、リステイトメントについて、知識の補充になりました。
・実際のケースを使用したレクチャーで勉強になりました。米国判例は初めてでした。(企業法務担当者)
・判例の読み方だけでなく、米国の裁判手続きなど、背景となる知識も勉強することができ良かった。
今、受講している英文契約書講座と、この講座との相乗効果でより英米法の理解を深めることができた。(英文契約書講座受講生)
・判例というなかなかとっつきにくいものと感じていたが、解りやすく解説して頂き、導入的な理解ができたと思う。(企業法務担当者)
・講師が実務経験と学識の深い方なので、話が理解しやすかったように思います。
ありがとうございました。
・最初、判例を教材としていただいたときは、読んでもあまり理解できなかったが、1回目の授業終了後は判例の読み方が身に付き、初見の時とは理解力が格段に上がった。4回のみの講座で終わってしまうのが残念、ぜひもっと講座を増やしていただきたい。
7/13(土)『米国判例を読む講座』受講生の声
【IPEC主催の「米国判例を読む」(第1回講義)を受講して】
講師は、サイバー法分野の第一人者である平野晋教授(中央大学)である。
第1回目の講義では、冒頭に「なぜこのような講座をやることになったか」を平野先生が次の通り説明した。
「国際法務に従事する人にとって、判例に記載されている内容の中で最も重要な内容は結論(判決)ではなく、(判決に至った)理由であると考える。けれどもその理由は、判例の中で分類されて記載されているわけではなく、いたるところに散らばって書かれている。したがって核心となる理由を探し出すことは、国際法務担当者にとってとても良い訓練となる。」
受講した立場で言えば、英文判例を読むこと、日本語に翻訳された判例ではなく原資料を読むと言うことにも大きな意義があったと思う。翻訳文では感じることのできない、そして理解できないものがある。原資料から学べるものは限りなく大きいのである。
本講座では、ウエストロー・ジャパン社の協力で米国判例データベースに無料でアクセスでき(3日間限定)関係判例を読むことができた。
Westlaw社の上田氏は、判例データベースの使い方の説明と同時に、米国の法体系についても非常にわかりやすく説明してくれた。多分日本で一番わかりやすく説明できる人であろう。
米国法は大陸法系の対概念であるコモンローに属するが、判例法だけではなく制定法も存在する。その混在する状況を、「判例どうしで矛盾しているものがあり、また判例だけに任せておくと大変な事になるものもあるので、絆創膏的な役割として制定法が存在する。」と説明した。
さらに、判例における日米比較も行ってくれた。米国法の知識が深くない人には響いたのではないだろうか。
例えば事件名では、米国の事件名は両当事者(原告と被告)名であるのに、日本のそれは、訴訟請求の対象を理解できる事件名となっている。
また裁判請求では、米国においては、原告は「過去に同様の事件があり、このような判決が出ているので、同じように扱ってくださいと判例を持ちこむ。」と説明してくれた。
そして最後に、「日本では法律は国会で採択(法の修正や廃止などを含め)されるので、官報をフォローしておけば良いが、米国判例法のフォローは簡単にはいかない。全部又は一部について否定された判例はどれかということを知ること自体至難である。そのために専門サービスであるWestlawなどのKeyCiteが存在している。」と営業も忘れなかった。
平野先生の第1回目の講義では、米国が通信品位法(Communication Decency Act of 1996)を制定する前の判例(1991年判決)Cubby, Inc. v. CompuServe Inc. 事件と、通信品位法制定の契機となった判例(1995年判決)Stratton Oakmont v. Prodigy 事件を読んだ。
双方ともコンピュータ通信による情報提供側のコンテンツの内容にかかわる責任について争った事件である。
英文の判例を読むにあたり、米国の民事訴訟手続きに関する知識は不可欠である。講義のテキストブック「アメリカ不法行為法」の記載を助けに何とか二つの判例を読んで、講義に臨んだ。学生時代に戻った気分になった。けれども学生時代とは比べ物にならないくらい講義の内容を理解できたのではないだろうか。やはり生涯学び続ける姿勢が大切なのかもしれない。
猛暑と忙しい業務に負けずに、次回の講義に向けた宿題(別の二つの判例)に取り組み、ケース・ブリーフ作成に挑戦してみる。
「グローバルな看護師を目指す人のためのセミナー」
第一部では、医師であり、日米両国で看護師資格を持つ山内豊明教授に「グローバルに通用する看護職について」講演していただき、第二部では、米国 RNの資格を持つ日本人専任教師の体験記でアメリカでの看護教育・現場の現状を紹介し、第三部では山内教授、IPECの米国RNの資格を持つ日本人教師と 米国人教師と、現在日本の医療現場で働く看護師を交えたパネルディスカッション形式で日本とアメリカでの看護・医療現場を比較しながら国境を越えたナース トークに挑戦します。
| 日時 | 2013年7月21日(日)13:00~16:20 |
|---|---|
| 参加料 | 3,000円(税込)(ナース専科・Meducation会員 特典有) |
| 定員 | 30名 |
プログラム
第一部:「グローバルに通用する看護職について」 13:00~14:00
講演者
- 名古屋大学大学院 医学系研究科 基礎看護学領域
山内 豊明 教授 - 国内医療機関で医師として勤務後渡米し、カルフォルニア大学医学部神経科学部門勤務。その後ニューヨーク州ペース大学看護学部卒業、同大学大学院 看護学修士課程修了。アメリカ正看護師資格、アメリカ診療看護師(ナースプラクティショナー)免許取得。オハイオ州ケース・ウェスタン・リザーブ大学大学 院博士課程修了。看護学博士を取得。帰国後看護大学助教授を経て現職。
講演内容
- 日本と米国の看護の役割・医療制度の違い
- 海外医療現場での異文化理解
第二部:「私のRN体験記」 14:10~14:55
講演者
- 米国看護師 米国看護学士 IPEC看護英語教育担当
橋本 実和 - アメリカ・カルフォルニア州のCommunity Collegeで看護教育を経てAssociate Degree in Nursing(ADN)を取得。NCLEX-RNに合格後、バークレー市内にある病院のがん・血液科病棟にて病棟ナースとして5年間従事する。働きなが らカルフォルニア州立大学にて看護学士、米国がん看護学会認定のOncology Certified Nurse(OCN)を取得。現在IPECの看護英語教育の担当、及び専任教師として従事
講演内容
- 看護学校
- NCLEX-RNの試験とは?
- RN資格について
- 看護業務(病棟ナースの場合)
第三部:「日米看護師座談会」日本とアメリカの看護・医療現場の比較 -パネルディスカッション- 15:05~16:05
ファシリテーター
山内 豊明教授パネリスト
マーガレット・レイ(Margaret Raye, RN)橋本 実和
現役日本人看護師
トピック
- 看護師の立場、看護師と医師との関係
- 医療行為の比較
- 働く環境、労働ストレス など
開催場所
ILC国際語学センター 東京校 東京都港区赤坂2-2-19アドレス2階「留池山王駅」8番出口よりすぐ、7番出口より徒歩1分
「国会議事堂前駅」8番出口よりすぐ、7番出口より徒歩1分
お申し込み方法
お支払方法:下記指定口座へお支払期日までにお振込みください。お申込及びお支払期日:7月17日(水)
受講料:3,000円(税込)(ナース専科・Meducation会員 特典有)
※振込み手数料はお客様負担とさせていただきます。
※原則、ご入金後の返金はいたしませんので、ご了承下さい。
※ナース専科コミュニティHPからセミナー申込みされると割引番号が発行されます。
その割引番号をお申し込みフォームにご記入し、お申込下さい。
【振込先】
三井住友銀行 日比谷支店(店舗番号 632) 普通口座 2937466
【口座名義】
特定非営利活動法人 プロフェッショナル イングリッシュ コミュニケーション協会
【ATM・PCで授業料お振込みの際のご注意】
銀行、インターネット等機械でお振込みの場合、口座名義の入力は
トクヒ)プロフエツシヨナルイングリツシユコミユニケーシヨンキヨウカイ
(全角カタカナ)になります。
<<ILC・IPECの看護英語プログラムのご案内>>
・看護業務に関連した看護英語を体系立ててきっちり学習したい方 ⇒ 『看護英語プライベートレッスン』
・オンラインで自分の好きなときに学習したい方 ⇒ オンラインコース『BLS英語コース』
・様々なトピックや看護業務に関連した看護英語を学習したい方 ⇒ 『看護英語セミナー・ワークショップ』
企業国際法務のための「米国判例を読む」講座
講座のねらい
米国判例を読む力は、英語力、米国法や裁判制度の知識や理解のみならず、判決理由・根拠を発見する力にあります。本講座では、これらの力を養成するとともに、会社の財産として国際法務担当者が作成すべきケースブリーフ作成力も養成します。講座スケジュール/プログラム
| 1回目 7月13日(土) 14:00-15:30 |
・有料データベースで判例を調べる。 -関連する論点を扱う論文を探し出し、これに関係する判例を発見する。 ・比較的読みやすい判例を読む。 使用判例:プロバイダ責任制限法 『Communications Decency Act Section 230』 立法の契機となった代表判例 「Cubby, Inc. v. CompuServe Inc., 776 F. Supp. 135 (連邦地裁ニューヨーク南区1991年)」 及び「Stratton Oakmont, Inc. v. Prodigy Services Company 1995 WL 323710 (ニューヨーク州シュープリーム最上位事実 審裁判所1995年)」 |
| 2回目 7月13日(土) 15:45-17:15 |
・判例を読むために必要な知識と理解の概説 -裁判所制度(連邦・州) -民事訴訟法や証拠法上の基本的用語や基本的概念 ・ケースブリーフ作成 使用判例:引き続き「Cubby, Inc. v. CompuServe Inc.」 及び「Stratton Oakmont, Inc. v. Prodigy Services Company, 」 |
| 3回目 7月20日(土) 14:00-15:30 |
・日系企業が関連した判例を読む。 ・ケースブリーフ作成 使用判例:製造物責任(PL法) 『Clark v. Mazda Motor Corp., 68 P.3d 207 (オクラホマ州最高裁 2003年)』 |
| 4回目 7月20日(土) 15:45-17:15 |
・日系企業が関連した判例を読む。 ・ケースブリーフ作成 使用判例:日本の重電メーカと子会社が独禁法違反で訴えられて親子会社の関係が問われた事件 『Bell Atlantic v. Hitachi Data Sys., 849 F.Supp. 702 (連邦地裁カリフォルニア北区1994年)』 |
| 5回目 7月27日(土) 14:00-15:30 |
・日系企業が関連した判例を読む。 ・ケースブリーフ作成 使用判例:日本の自動車メーカに対して裁判管轄権が及ばないとされた事件 『Estate of Thompson v. Toyota Motor Corp.,Worldwide, 545 F.3d 357(連邦控訴審第6巡回区2008年)』 |
講 師:平野 晋氏
- 【職歴】
- 現職 中央大学教授(総合政策学部)
米国弁護士(NY州)・博士(総合政策)
㈱NTTドコモ法務室長
MORGAN, LEWIS & BOCKUS法律事務所
(ロサンゼルス事務所)研修生 - 【学歴】
- 中央大学法学部法律学科卒業
コーネル大学(法科)大学院 (Cornell Law School)
修士課程修了(LL.M.)
法務研究科特別研究生
(コーネル国際ロージャーナル誌編集員)
使用教材
アメリカ不法行為法(中央大学出版部)平野晋著副教材:米国判例
受講対象
企業の国際法務、国際事業、国際知財に携わっている方十分な読解力を備えている方
TOEIC600以上
受講料
38,000円(税込) 使用教材代別途必要※「アメリカ不法行為法(中央大学出版部)」5,145円(税込み)。使用教材をご持参の場合には受講料のみのお支払となります。
※1回目の課題は、授業料のお手続き完了後より配布します。
定員
25名 ※お申込者が定員となった場合には締め切ります開催場所
ILC国際語学センター 東京校 東京都港区赤坂2-2-19アドレス2階銀座線「溜池山王駅」8番出口よりすぐ、7番出口より徒歩1分
千代田線「国会議事堂前駅」8番出口よりすぐ、7番出口より徒歩1分
お申し込み方法
お支払方法:下記指定口座へお支払期日までにお振込みください。お申込及びお支払期日:7月8日(月)
受講料:38,000円 使用教材代:5,145円 合計金額:43,145円(税込)
※アメリカ不法行為法(中央大学出版部)ご持参の場合には受講料38,000円のお支払となります。
※お振込手数料はお客様負担とさせていただきます。
※原則、ご入金後の返金はいたしませんので、ご了承下さい。
【振込先】
三井住友銀行 日比谷支店(店舗番号 632) 普通口座 2937466
【口座名義】
特定非営利活動法人 プロフェッショナル イングリッシュ コミュニケーション協会
【ATM・PCで授業料お振込みの際のご注意】
銀行、インターネット等機械でお振込みの場合、口座名義の入力は
トクヒ)プロフエツシヨナルイングリツシユコミユニケーシヨンキヨウカイ
(全角カタカナ)になります。
お申込みを締め切りました。
2013/3/30(土)医療スペシャルデーを開催しました。
3月30日(土)に医療スペシャルDayを開催いたしました。医療翻訳・通訳の分野に興味をもたれているたくさんの方々にお集まりいただきました。
第1部ではメディカル翻訳コースご担当のお二人の先生によるデモレッスンが行われました。
第2部では、健康診断に関連する医療英語セミナーを開催しました。IPEC医療英語コース講師であるMargaret Raye RN先生より、問診のさいに使える英語表現や、医療従事者と一般の方の医学用語の違いなどを学んだあと、参加者の方々でペアワークを行ってもらいました。リスニングアクティビティでは、数字の聞き取りに苦労されている方もいらっしゃいました。
第3部では、医療通訳セミナーを開催しました。
3回目となる今回は、呼吸器系に焦点をあて、Margaret先生から呼吸器系に関する基礎知識と英語表現を学びました。
模擬体験では、肺炎にかかった米国人患者と日本人医師との会話を通訳してもらいました。
英語が堪能な参加者の方であっても、医学用語や治療の説明になると戸惑ってしまう場面が見られ、改めて医療通訳における専門知識の重要性に気づかされた模擬体験でした。
セミナーにご参加いただきました皆様の感想を一部ご紹介させていただきます。
・病院の受付業務をしています。英語の大体は分かっていても、適切な言葉を外国人患者の方にかけることができず、歯がゆい思いをしていました。健康診断での表現や、ロールプレイを見ることができて、実際の現場でのイメージが湧きました。
・現在医療英語を勉強していますが、医療現場で英語を使用するさいに、気を付けなければならないこと・大事なことを教えてもらえました。またこのような機会があったら参加させていただきたいです。
・一般の方が使用する単語と医療従事者の方が使用する単語が違い、ためになりました。
ご参加くださった皆様、また通訳模擬体験にご協力いただきました皆様にこの場をお借りいたしまして、改めて御礼申し上げます。
次回は、2013年9月の実施予定です。英語や翻訳、語学にご興味お持ちの方々に、楽しんでいただけるセミナーにしたいと思っています。こんなセミナーがあったらいいな、など、皆様のお声をお待ちしております!
実務英文ビジネスライティング(上級編)2日目を開催しました
3月24日(日)、ILCの主任教師John Muktsによる実務英文ビジネスライティング(上級編)2日目が開催されました。
3月10日(日)の1日目はテンプレートを使用したビジネスライティングでしたが、今日はロジカルライティングです。単に定型化されたテンプレートを使用するライティングのスキルとは違った、「論理的な作成スキル」を習得していきました。

まずは、「ロジカル(論理的)」とはどういうことなのかから考えていきました。それは、“need to develop the idea” 、すなわち自分の意見を発展させ、意見を裏付ける論証が必要であるということです。そのためには、まずロジックマップを作ることが重要です。
一番重要なことすなわち、 “opinion”“main idea” をロジックマップのトップに置きます。そしてその下は、“opinion” “main idea”を裏付ける“reason” “supporting information ”が続いていきます。これが論理的な文章の組み立て方です。このロジックマップは、文章作成にも欠かせませんが、スピーキング、プレゼンテーションにも欠かせない要素です。
“reason”を書くこと、言うことは簡単です。でも、その “reason”を確固たるものにするために“supporting information ”が必要になってくるのです。実際に演習を交えながら講座は進んで行きました。


1日5時間、トータル10時間の短期集中講座でしたが、受講生の皆様には、一般的なビジネスライティングとロジカルライティングの両方が学べる中身の濃い授業を受けていただけたのではないかと思います。最後に本講座を受講頂きました方々の感想を一部ご紹介させていただきます。
・1日5時間のコースは始め長いかも?と思ったが、実際はとてもあっという間だった。内容がとても濃くて良かった。
・Emailを書く時の注意点が分かってよかった。
・論理的に進めるということが分かってよかった。
・Logical mapを作ることが、Logical thinking 論理的に考えることを習得するうえでとても重要だと分かった。
・文章の構成の仕方が分かって良かった。
