What's new  ILC国際語学センター東京

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「あなたならどう英訳しますか?」第2回目:「無理を言って申し訳ないのですが、締め切りには間に合いそうですか?」の訳例

「あなたならどう英訳しますか?」。
日本語特有の表現や英訳しづらい日本語を題材に、英語ネイティブ翻訳者が和文英訳のコツを紹介していきます!

第2回目の課題は「無理を言って申し訳ないのですが、締め切りには間に合いそうですか?」

皆さんどのように英訳されましたか?それでは訳例を見てみましょう!

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訳例:
1. I am very sorry to press you on this matter, but do you think you will be able to meet the deadline?
2. I know that you are on a tight schedule, but do you think you will be able to meet the deadline?
3. Sorry, but I’d just like to check that everything’s OK for meeting the deadline.


1つ目の文の「I am very sorry to press you」のニュアンスは「圧力をかけて申し訳ない」と丁寧な表現になります。
もちろん上司に対しては使えませんが、同僚に対して使うと相手が忙しいことに「同情している」といった気持ちが伝わります。

同じく、2つ目の文は「I know that you are on a tight schedule」で始まります。
「あなたの非常に忙しいスケジュール/きつい日程は承知していますが」といったニュアンスです。
つまり「これ以上負担をかけたくないですが…」という気持ちが伝わり、相手の状況・立場に配慮していると言えます。

1つ目と2つ目の文は両方丁寧ですが、2つ目の文のほうが「さらに相手の気持ちを大切にしている」と言えると思います。
1と2両方とも「do you think you will be able to meet the deadline?」という文がありますが、
もちろんこれに対して「No」という答えは普通の状況ではありえません。
つまり、これは普通の意味合いで「質問」というより相手の作業を促すまたは進捗状況をさりげなく聞き出すという効果があります。
相手を不快な気持にさせないようにする丁寧な聞き方です。

なお、3つ目の文は砕けた言い方ですが、よく使われる表現です。ただし相手とは仲がいい関係が条件です。
短縮形の「I’d」「everything’s」が使われています。
「無理を言って」というニュアンスは弱いですが、「Sorry,」を入れることによって似たような意味が伝わると思います。

その他「進捗状況を確認する」丁寧な言い方は:

How are things going with the ... project? (進め具合はどうですか?)
How far have you got with ...? (どのぐらい進んでいますか?)
Could you please tell me how much progress you have made with ...? (進捗状況を教えてください。 かなり丁寧な言い方ですが、仲がいい相手だと少し上から目線というニュアンスに注意しましょう。)


「仕事を促す」表現としては:

Don’t forget we have to finish ... by~ (この文章も仲がいい相手が条件です!)
I hope you are making good progress with ... (少しだけ強めに行動を促しています)
I’m looking forward to seeing your work on ... (成果を楽しみにしているというニュアンスです)
Good luck with ... (簡単ですが、大抵効果的に作業を促します。)


なども使えます。

最後に、課題文のダメな英訳例は:
I am sorry to say the impossible, but (say the impossibleは英語として成り立っていません)
I am sorry to ask you to do the impossible (不可能なことをするという表現になります。スーパーマンのように相手がスーパーヒーローになってしまうので、おかしい表現ですね)
I am sorry to give you a task you cannot do (相手に「あなたができない仕事」と言っている意味合いになりますので、これもおかしいですね)

なお、「I apologize for asking you, but...」のような表現は同僚に対して丁寧すぎます。
相手が上司なら可能ですが、同僚に対しては普通使いませんので、この表現も気をつけてくださいね!
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★講座情報★
アントニー先生が担当する「ビジネス文書和文英訳講座」が2017年1月17日(火)から開講します。議事録やビジネスレター、パワーポイントなどの各種ビジネス文書を題材に、和文英訳のノウハウを伝授します。
授業はすべて日本語で解説しますので、翻訳が始めて野方でもご受講いただけます。
ぜひご受講をお待ちしております!

ビジネス文書和文英訳講座の詳細はこちら>>
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担当教師

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ILC専任ビジネス英語教師・日英翻訳者
アンソニー フィッシャー先生

ケンブリッジ大学・ケンブリッジ大学院卒業。CELTA取得。日本語検定1級保持。20年以上にわたり各種ビジネス文書の実務翻訳に従事している。
官公庁や元官房長官のスピーチ、国務大臣の挨拶の和文英訳経験なども持つ。

「あなたならどう英訳しますか?」第2回目:「無理を言ってすみませんが、締め切りには間に合いますか?」

前回からスタートした連載「あなたならどう英訳しますか?」。
日本語特有の表現や英訳しづらい日本語を題材に、英語ネイティブ翻訳者が和文英訳のコツを紹介していきます!

皆さん第1回目はいかがでしたか?
早速第2回目の課題です!

【ビジネスシチュエーション】
busy_woman
あなたは外国人同僚に、社内ミーティングのための資料作成を依頼しました。
しかし同僚は他の仕事も抱えていて、なかなか作業は進んでいない様子。
そこで丁寧に次の質問をしたいと考えています。

「無理を言って申し訳ないのですが、締め切りには間に合いそうですか?」

業務の進捗の確認と、締め切りまでに資料を作成してもらいたいというやんわりとした催促のニュアンスが含まれています。
忙しい相手に嫌な思いをさせず、かつ返信・行動を促す表現です。
皆さんはどのように英訳されますか?

訳例とアントニー先生の解説は12/15(木)にILCブログに掲載します。
ILCのFacebookコメント欄に皆さんの訳文を書いてもらえれば、次回更新時に先生から皆さんの訳文についてのコメントとフィードバックを紹介する場合があります。
あなたの英訳を楽しみにしています!

「あなたならどう英訳しますか?」第1回目:「微力ながらお役に立てるよう頑張ります。」の訳例

前回からスタートした連載「あなたならどう英訳しますか?」。
日本語特有の表現や英訳しづらい日本語を題材に、英語ネイティブ翻訳者が和文英訳のコツを紹介していきます!

第1回目の課題は「微力ながらお役に立てるよう頑張ります。」
皆さんどのように英訳されましたか?「微力ながら」という文章が日本の謙遜の文化を現していますね。
それでは訳例を見てみましょう!

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【訳例】
1. I will make every effort to contribute to (this project).
2. I will do my best to contribute to the success of (this project).
3. I look forward to making a good contribution to (this project). (意訳)


【解説】
1つめと2つめの訳文ですが、1番は少しフォーマルで、2番の方が少しカジュアルなニュアンスになります。
1、2番どちらも丁寧ですが、上司宛てなら1番目をお勧めます。
また、意味は変わらないですが、2番の文に「the success of」という表現を1番の訳文に入れてもいいでしょう。
実際に入れた訳文:「I will make every effort to contribute to the success of (this project).
「プロジェクトが成功するように」といったニュアンスです。

なお、3番の文の「意訳」というのは、「頑張ります」という直訳的な意味が特に必要ない状況で使われます。
「look forward to」「楽しみにしている」を使うことによって、良い人間関係が築かれ、チーム内の雰囲気が前向きになると考えられます。
「頑張ります」というニュアンスが必要な状況では、文1か2を勧めます。

【ダメな英訳例】
I do not have much skill, but I will make every effort...
I am not talented, but...
I have little ability, but...


この3つの文はいずれも不自然で、英語の発想では正直あり得ない文です。
「頑張ります」の英訳表現はやはり「make every effort」、「do my best」などが適切な英訳となります。

【今回の訳文のポイント】
日本語の「微力ながら」は、そのまま直訳してしまうと不自然になります。
これは日本語と英語の「発想の違い」からきています。
「直訳」という翻訳条件であっても、この表現の直訳は絶対に避けるべきです。

例えば、プレゼントを渡すとき、日本では「つまらないものですが、お召し上がりください」と言って渡すことがあります。
この「つまらないものですが」をそのまま直訳すると「This is boring, but」または「This is a boring present, but」という訳文になりますね。
けれど、この場合の「つまらないものですが」は謙遜表現であり、そのまま直訳してしまうとプレゼントを渡す相手に失礼な表現になってしまいます。
これも英語と日本語の発想の違いですね。本当に伝えたいことを考えながら自然な英訳を目指しましょう!

ちなみに「つまらないものですが、お召し上がりください」はどのように英訳したらいいと思いますか?
もちろんうまい英訳は存在しますが、続きは本コースで!
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第2回目はこのあと更新しますのでお楽しみに!

★講座情報★
アントニー先生が担当する「ビジネス文書和文英訳講座」は、議事録やビジネスレター、パワーポイントなどの各種ビジネス文書を題材に、和文英訳のノウハウを伝授します。
授業はすべて日本語で解説しますので、翻訳が始めて野方でもご受講いただけます。
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ILC専任ビジネス英語教師・日英翻訳者
アンソニー フィッシャー先生

ケンブリッジ大学・ケンブリッジ大学院卒業。CELTA取得。日本語検定1級保持。20年以上にわたり各種ビジネス文書の実務翻訳に従事している。
官公庁や元官房長官のスピーチ、国務大臣の挨拶の和文英訳経験なども持つ。

主任教師John先生によるミニレッスン:【第3回目】英文Eメールで日本人がよく間違えるポイントとは?

皆さんこんにちは。
ILC国際語学センターです。

John先生のミニレッスン、第3回目は英文Eメールで日本人がよく間違えるポイントについてです。

英語でのEメールは日常茶飯事となりつつありますが、
日本人の方がよく間違えるポイントがいくつか存在します。
今回は、その中の1つについてJohn先生が解説されています。

青い箇所が実際に日本人の方がよく間違えるポイントです。実際に読んでみましょう。

How do I start my email?


Email was born from a union of the traditional paper-based forms of letter writing, for more formal external communication, and memos, for internal communication.
Taking structural elements from both, email writing led the transition of business communication into the digital age.
The salutation is one of the elements taken from letters.

A common trouble spot for Japanese students is when email needs a salutation, especially for more formal situations.
Not personalizing your message to the recipient who you might not know very well makes your e-mail seem cold.
Should we begin with "Dear Mr. Thompson", "Dear John", "Hello John", "Hi John", or just "John"?
Well, that depends on the relationship you have with your recipient.
The examples given above range from formal, first-time contacts, to informal, for casual relationships.

When writing email messages, one common problem for Japanese students is the use of "Mr." or "Ms." with a person`s first name; "Dear Mr. Kenji" as a salutation is incorrect for a man named Kenji Suzuki. "Mr." for a man, or "Ms." for a woman, is used as a title before the last name, surname, of a man or a woman, for example, "Mr. Suzuki" or "Ms. Smith". Other uses include being used as a title when speaking to a man or a woman who has an honored position or office: "Mr. President" or more formally "Madam Chairman" for a woman.

When Japanese speakers refer to an English-speaking foreigner in an informal and friendly way, they often say, "John san" or "Tim san", using the first name plus "san".
Unfortunately, this friendly use of the title "san" after the person`s first name in speaking does not translate well into English writing.
This may be a cause of this common error by Japanese students, in writing English email messages, of using "Mr." or "Ms." plus first name.

To reiterate, in English writing, the use of "Mr." with a man`s first name and the use of "Ms." with a woman`s first name is incorrect and should not be used in formal business communication. "Mr." or "Ms." is used as a title before the last name, surname, of a man or a woman respectively.


次回は12月下旬に更新予定です。

※John先生が開発したグローバルリーダー向け英語プログラムは、様々なビジネスシチュエーションに特化した英語スキルに焦点をあて、論理性と説得力のある英語力を養成します。
詳細はこちらからお問い合わせください。


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担当教師

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John Mukts (ILC企業研修主任)

国際的な英語教師資格TESOL取得。数々の企業にてビジネスパーソンやグローバルリーダー向け英語研修を20年以上担当。プレゼンテーション・ミーティングなどのビジネスに焦点をおいたILCオリジナルビジネス英語プログラムGLLT(Global Leadership Language Training)の開発にも従事。ビジネスに直結した指導と、ポイントを明確かつ丁寧に教えるティーチングスタイルは、初級者から上級者まで、幅広い受講層から高い評価を得ている。

★新連載★「あなたならどう英訳しますか?」第1回目:「微力ながらお役に立てるよう頑張ります。」

多くのビジネスパーソンが日常的に悩みもがき苦しんでいる和文英訳。
英文への翻訳に苦労する理由の1つに、英語にはない日本語特有の表現があります。
このブログを読まれている方も、「どのように英訳をしたらいいか分からない」と頭を悩ませた経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

そこで今回から、日本語特有の表現や英訳しづらい日本語を題材に、英語ネイティブ翻訳者が和文英訳のコツを紹介していきます!

担当するのは英国出身のアントニー先生。ケンブリッジ大学大学院で言語学を修了されています。
日本語1級はもちろん、フランス語、ドイツ語、イタリア語にも堪能なマルチリンガルです。和文英訳者としては20年以上の経験を持ち、官公庁や元官房長官のスピーチ、国務大臣の挨拶の和文英訳経験などもお持ちの先生です。

第1回目は、ビジネスメールで使われる表現です。

【ビジネスシチュエーション】
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あなたは社内のプロジェクトチームのメンバーに抜擢されました。チームリーダーは別の門の外国人上司が担当します。
上司に簡単な挨拶のEメールを書くことにしましたが、文末に次の一文を入れたいと考えています。

「微力ながらお役に立てるよう頑張ります。」

日本人の「謙虚さ」が出ている一文ですが、皆さんはどのように英訳されますか?

訳例とアンソニー先生の解説は12/8(木)にILCブログに掲載します。
ILCのFacebookコメント欄に皆さんの訳文を書いてもらえれば、次回更新時に先生から皆さんの訳文についてのコメントとフィードバックを紹介する場合があります。

ぜひ皆様チャレンジしてみてください!

★講座情報★
アンソニー先生が担当する「ビジネス文書和文英訳講座」は、議事録やビジネスレター、パワーポイントなどの各種ビジネス文書を題材に、文英訳のノウハウを伝授します。授業はすべて日本語で解説しますので、翻訳が始めて野方でもご受講いただけます。ぜひご受講をお待ちしております!

ビジネス文書和文英訳講座の詳細はこちら>>
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ILC専任ビジネス英語教師・日英翻訳者
アントニー フィッシャー先生

ケンブリッジ大学・ケンブリッジ大学院卒業。CELTA取得。日本語検定1級保持。20年以上にわたり各種ビジネス文書の実務翻訳に従事している。
官公庁や元官房長官のスピーチ、国務大臣の挨拶の和文英訳経験なども持つ。

需要増す!医療機器翻訳の現状とは?

医療機器業界の現状
総務省と国立社会保障・人口問題研究所の調査・推計によると、日本の高齢化率(65歳以上の高齢者人口の比率)は、2015年に26.7%で4人に1人が高齢者だったのに対し、2060年には39.9%で2.5人に1人が高齢者になると推計されています。
このように日本をはじめとする先進国の高齢化についてはよく知られていますが、実は開発途上地域でもすでに高齢化が進んでいます。開発途上地域の高齢化率は、2015年は6.4%だったのが、2060年には16.8%になると見込まれています。
高齢者が健康な生活を送れる社会の実現は、今や先進国だけでなく、世界全体にとっての課題となっているのです。

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出典:内閣府ホームページ
(http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2016/html/zenbun/s1_1_5.html)

これからの日本を支える柱「医療機器産業」
世界中で高齢化が進行する中、今後の日本を支える柱の1つになると期待されているのが、医療機器産業です。高齢社会で医療サービスを受ける人が増えれば、当然、医療機器の需要も増加するからです。
日本政府は、2013年『日本再興戦略』の策定、2014年『健康・医療戦略推進法』の策定、2015年『国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)』の設立など、医療機器の開発や販売を推進する動きを次々と見せています。
民間では、岡山県の『医療機器開発プロモートおかやま』や、福島県の『ふくしま医療機器産業推進機構』など、医療機器産業の支援を積極的に行う団体が増えています。医療機器産業に関する動きが、官民ともにどんどん活発になってきているのです。

不足している医療機器翻訳者
その医療機器の開発や販売に欠かせないのが、質の高い翻訳です。
海外で製造されたペースメーカー、カテーテル、ステント、植込み型除細動器(ICD)などの医療機器を日本で製造販売するには、海外で実施された安全性試験報告書、マニュアル、添付資料、製造販売承認申請書など、大量の文書を翻訳しなければなりません。また、今後は日本でも医療機器の開発が進み、輸出が増大すると考えられていますが、もちろんその場合も翻訳が必要です。
例えば、承認申請書の翻訳が不正確だったり分かりにくかったりすると、審査担当者が混乱し、審査に余計な時間がかかってしまいます。
医療機器が速やかに臨床の現場で使用できるようになるには、正確で、読みやすく、文書間の整合性がとれた翻訳が必要なのです。
そんな質の高い翻訳をするためには、英語力の向上だけでなく、医療機器や安全性試験の仕組みを理解することが不可欠です。
医療機器翻訳に対応できる翻訳者はまだ少ないため、医療機器や安全性試験の翻訳をしっかりと自分のモノにすることができれば、仕事を受注するうえで有効なアピールポイントになるでしょう。

今回ILC国際語学センター東京校では、医療機器翻訳の特別講座を開催します。
医療機器翻訳のなかでも特に需要が高い安全性試験報告、カテーテル、ペースメーカーをテーマとして扱いながら、医療機器翻訳のポイントを解説します。
講師はメディカル翻訳に特化した株式会社メディカル・トランスレーション・サービスの穴見翼氏。
さらに、今回講座を修了した方は同社の特別トライアルを受験できます。
医療機器翻訳を得意ジャンルにしたい方、メディカル翻訳の幅を広げたい方は、ふるってご参加ください!


医療機器翻訳講座の詳細はこちら>>

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主任教師John先生によるミニレッスン:【第2回目】ドナルド・トランプ氏の英語表現について

皆さんこんにちは。
ILC国際語学センターです。

先月からスタートしたJohn先生のミニレッスン。
第2回目はアメリカ大統領選についてです。

11/8に行われた開票でトランプ氏の当選が確実という結果は、全世界に大きな衝撃を与えました。
時に暴言ともとれるような過激な発言が注目を集めていたトランプ氏ですが、
John先生も今回彼が選挙で勝利した理由は英語表現に理由があると考えているそうです。

それはいったいどんな理由なのでしょうか。
青い英単語がポイントとなっている箇所です。実際に読んでみましょう。

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Negative Language as Strategy
Disasters are the result of many factors, not just one. The recent presidential election in the United States was a good example of this for the Democratic Party led by Hillary Clinton. On the other side, the Republican Party led by Donald Trump, leapt to a surprising victory mostly because of the strategy by Trump to use negative language called vitriol, harsh and angry words, to its full impact, to his benefit, and to Clinton’s demise.
Trump used vitriol against his opponents to the shock and dismay of not only many Americans but to most people of the world who were following this, fully understanding the immense popularity he enjoyed as a media celebrity (personality) and not understanding other areas including international and economic policy.
Why did he do this? This language was not presidential. To most of the world, he was acting like a buffoon, a stupid or foolish person who tries to be funny, but to his target audience, the voters in America, he was echoing their pent-up outrage at the way their “American dream” was slipping away from them into the hands of the powerful rich. He was using the angry language of the increasing numbers of losers in America—vitriol. Trump was their surrogate, one that serves as a substitute, and he was very good at it, at being a buffoon. It takes one to know one, I guess.
He needed to do one more thing, however: attack the character of Clinton by relentlessly calling her crooked, corrupt and dishonest, because of the email server issue. She couldn`t avoid the perception of being characterized as a glad-handing politician reciprocating the influence of the powerful rich.
By using this vitriol, he successfully distracted her enough that she missed discussing the essential issue that would have brought him down—how her economic plan could benefit the many losers. Instead, she got caught up in the vitriolic language and was dragged down to his level of gutter politics, using scandal and lies against political opponents.
In negotiation, if you negate the other`s positive (Clinton's character), the deciding issue rests with your positive (Trump's celebrity personality). This subtle shift from character to personality, from truth to perception, without the necessary push back by Clinton to the critical issue, was an important factor in her loss and his victory, resulting from the use of negative language as strategy.
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次回は12月上旬に更新予定です。

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詳細はこちらからお問い合わせください。

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日本での英語教授歴20年以上、数々の企業にてビジネスパーソンやグローバルリーダー向け英語研修を担当。ILCの主任教師としてプレゼンテーション・ミーティングなどのビジネスに焦点をおいたGLLT(Global Leadership Language Training)コース開発やオリジナルテキスト開発に従事。

グローバルリーダー向けビジネス英語主任教師John先生によるミニレッスン:【第1回目】「argument」と「discussion」の違いとは?

皆さんこんにちは。ILC国際語学センターです。

今月より、ILCのビジネス英語・企業研修主任教師のJohn Mukts先生が、
日本のビジネスパーソンが間違えやすい英語表現や使えるビジネス英語、時事トピックスなどについて解説していきます。

記念すべき第1回目は、「discussion」と「argumentation」の違いについてです。
日本語では両方とも「議論」といわれる単語ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
早速John先生の解説を見てみましょう。

What is the difference between an argument and a discussion?


We often hear these words used interchangeably in general conversation. In both cases we can use the verb “have”: “have a discussion” and “have an argument”. However, when we say “have an argument”, it reminds us of the negative connotation of having a strong verbal fight. Two people might start yelling at each other. We would say “They are having an argument.”

In our work in the Logical Discussion and Argumentation course, we do not want to have to use this definition for the word argument. We would like to be able to form well-structured and logical arguments, and not to have arguments that are screaming insult sessions. We do this by comparing and practicing discussions and arguments.
A discussion is much more general than an argument. A discussion is the act of talking about something with another person or a group of people, or a conversation about something.

Examples

The class was involved in a discussion about the upcoming Olympic games.
After much discussion of the proposal, it was rejected entirely.

On the other hand, an argument is more structured, sometimes formal (debate) with two (or more) sides having different positions trying to have their positions accepted. It is a statement or a series of statements for or against something.


Examples

They made a strong argument for our proposal.
The lawyer presented the closing argument at the trial
His argument did not convince his opponents.
I want to hear both sides of the argument.


The best way we can differentiate the meaning of these words is by saying “We can win an argument.”, but not “We can win a discussion”. Similarly, we can say “She has a strong argument.”, but not “She has a strong discussion.” This underlying concept of an argument as a competition having a winner and a loser is very important, and this is the reason why having good argumentation skills is more valuable than just having good discussion skills, especially when you need to have your innovative strategies implemented for your company.


次回は11月中旬に更新予定です。

※John先生が記事の中で紹介した「Logical Discussion and Argumentation」コースは、私たちのGlobal Leadership Language Training (GLLT)コースの1モジュールです。
様々なビジネスシチュエーションに特化した英語スキルに焦点をあて、論理性と説得力のある英語力を養成していきます。
コースの詳細についてはお問い合わせください!

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追加開催決定!実務翻訳プログラム説明会

実務翻訳プログラムの体験デモレッスンの参加を逃された方へ朗報です!
説明会では、各翻訳コースで使用している教材や添削のサンプルをご覧いただけます。

※説明会修了後には個別カウンセリングも承っております。(事前 要予約)

【説明会 開催日時】
9/29(木)19:00-20:00
10/1(土)11:30-12:30

これが今学期最後の機会となります。皆様のご参加をお待ちしております!

お申込はこちらから!

9/18(日)「メディカル英語スペシャルデー:初めてのメディカル翻訳~医学論文の翻訳にチャレンジ!~』を開催いたしました。

9月18日(日)「メディカル英語スペシャルデー」を開催いたしました。
第2部では「初めてのメディカル翻訳~医学論文の翻訳にチャレンジ!~」を行いました。

セミナーの後半では、吉田先生による医学論文の構成について講義が行われ、
後半では医学論文や症例報告を題材に、英文と和文を見比べて、訳文のどこに誤りがあるかを参加者の皆さんと一緒に考えていきました。


「医学論文を読んでみようと思いました」「翻訳をするうえでどういうことに気をつけなければならないか知ることができました」というご感想をいただきました。
ご参加いただきました皆様ありがとうございました!

3連休の中日の中、多くの方にご参加いただきましてありがとうございました。
ILCでは、今後も実践に使える英会話を学べる機会を提供してまいります!

今回セミナーをご担当いただきました吉田和男先生が担当するメディカル翻訳初級コースは2016年10月から開講予定です!
講座の詳細は下記URLからご覧いただけます!

メディカル翻訳初級コース

9/18(日)「メディカル英語スペシャルデー:看護師・医療従事者のための『現場ですぐに使える医療英会話セミナー』を開催いたしました。

2016年9月18日(日)「メディカル英語スペシャルデー」を開催いたしました。

第1部では「看護師・医療従事者のための『現場ですぐに使える』医療英会話セミナー」を行いました。
当日は、30名以上(看護師24名、助産師2名、その他の医療従事者5名)の方々が受講してくださいました。



今回は「問診」、特に「現病歴の聴取」に焦点を当てたてセミナーを開催しました。
問診に関する語彙から始まり、症状(特に痛み)・罹患期間などについての尋ね方を学び、
最後には患者のシナリオを自分たちで作り、看護師と患者のやり取りのロールプレイを実際に行いました。
最初は少し遠慮がちに発言されていた受講生の皆様でしたが、ロールプレイを行う頃には声も大きくなり、しっかりと英語でやり取りができていました。
ノートを取られる方も多く、勉強への熱意を感じました。



◎参加者の声◎
・英語は苦手だけどすぐに使える内容でよかったです。(看護師)
・これだけは覚えるといい!というフレーズのポイントを絞って教えてくれたのでよ かったです。(助産師)
・今まで、どこから勉強を始めたらよいか、わからなかったので、スタートするきっかけになりました。(看護師)
・私は、受付で医療事務としてですが、患者さんから英語で痛みを訴えられたときがあり、なかなか理解ができないでいました。今回、痛みの表現や症状を聞き出すフレーズを学べてよかったです。(医療事務)

今後も引き続き医療の場で頑張る皆様に、現場で使える英会話を学べる機会を提供してまいります!
(さらに…)

2016/9/4(日)メディカル翻訳者・特許翻訳者を目指す方のためのセミナー 第一部『翻訳会社が採用したい翻訳者とは』を開催しました。

9/13(日)、「メディカル翻訳者・特許翻訳者を目指す方のためのセミナー」を開催しました。

第一部は、翻訳会社実務者の方によるパネルディスカッションを開催いたしました。
当校実務翻訳プログラムの修了生向けトライアル団体受験にご協力をいただいている株式会社ホンヤク社の成田様、株式会社アスカコーポレーションの駒田様にパネラーとしてご参加いただきました。

今回のセミナーでは、下記トピックスについてお話いただきました。
(1)翻訳業界の最近の動向(翻訳需要、翻訳サービス規格「ISO17100」について)
(2)翻訳会社・クライアントの方が求める理想的な翻訳者像
  (英語レベルや求められる専門知識など)
(3)トライアルを受験するうえで気をつけるべきこと
(4)こんな翻訳者なら継続してお願いしたい
(5)翻訳者を目指す皆様へ一言

お話いただいた内容の一部をご紹介します。

◆Q.1近年の翻訳業界の大きな動きとしては、翻訳サービスの国際規格である「ISO17100」が選定されました。株式会社ホンヤク社様、株式会社アスカコーポレーション様両社ともISOを取得されたとのことですが、翻訳の受注やクライアントの対応などで何か変化はございましたか。◆

(株式会社ホンヤク社 成田様)
まだ日本国内でも認知度は低いようで、多少の問い合わせや、当社エントランスや名刺に掲げているISOロゴに対する反応があった程度のものです。翻訳者についてはISO内での要求事項がありますが、当社では「登録してから一定以上の年数にわたって一定量の仕事を依頼した翻訳者」をISO翻訳者として社内認定しました。ですが、今後どのようにISOを活用していくかがまだ定まっていないため、翻訳者選定などにおいてもまだ大きな変化はありません。

(アスカコーポレーション 駒田様)
お取引先の種類が大きく変わることはありませんが、今後、従来のお客様からも、ISO認証の有無を確認されることが増えてくるのではないかと思います。新規のお客様も同様です。
ISOを取得していない場合、入札などで最初からスタートラインに立てない場合も出てくるかもしれません。具体的には、認証取得後はISOが適用されるサービスとそうでないもの(依頼する翻訳者さん・チェッカーさんの資格や、作業プロセスがISOの要求事項を満たしているかどうかで変わってきます)とを使い分けて、お客様にご発注のつど選択いただくことになると思います。
当然、ISO適用のサービスには付加価値がつきますので、ISOの要件を満たしている翻訳者の方は歓迎、ということになりそうです。
ただ、経歴などの要件を最初から満たせる新人さんはいらっしゃいませんし、弊社では翻訳者さんを育てる、という取り組みも重視しているので、可能性を感じる方ならどんどん採用させていただいて、弊社でのお仕事を通じてISO要件を満たしていただけるようバックアップしていくつもりです。

◆Q2.プロの翻訳者の方にはどの程度の英語力/日本語力は必要とされるのでしょうか?また分野別によっても必要とされるレベルは変わってくるのでしょうか?◆

(株式会社ホンヤク社 成田様)
翻訳では、英検やTOEICなどとは求められるものが異なるため、それらのスコアは高いに越したことはないものの、当社ではそのような資格・検定等のレベルをあまり重視するということはありません。
ただ、JTFのほんやく検定のような業界団体の資格、工業英検、あるいはILCのような学校を卒業していることなどは、翻訳のパフォーマンスに直接影響するものと考えております。分野によって必要とされる語学レベルは、基本的に変わりません。
当社で考える「良い翻訳」とは、原文が過不足なく訳されていて、かつ訳文単品で見ても読みやすい、ということです。
そのためには、原文言語の理解力、原文言語を訳文言語に変える力、訳文言語の作文力という3つの力が必要だと考えています。


(株式会社アスカコーポレーション 駒田様)
英語のレベルを測るには一般にTOEICやTOEFLなどの指標がありますが、これらの点数は翻訳者としての実力とはあまり関係ないのではないかと感じています。もちろん点数によって最低限のレベルというのは担保できますので、選考の際の参考にはさせていただいています。

では翻訳者として必要な語学レベルは、となると難しいのですが、結局はきちんとした文法と語彙を身につけることが第一だと思います。文法は大学受験レベルで十分です。ただ、そのレベルのことで漏れがないようにしてください。翻訳のトライアルや実際の仕事で納品される翻訳文を見ていると、専門知識の有無はともかくとして、まず教科書どおりの文法にのっとって原文を読み解き、その解釈をもとに訳文を手堅く組み立てる、ということができていないのではないか、と感じることがままあります。

また、外国語の力うんぬんの前に、まず母語となる日本語の力を磨いてください。外国語の運用能力は母語のそれを絶対に上回ることはない、というのは多くの専門家の指摘することです。文法にせよ語彙にせよ、母語との対比によって理解・増強してゆくものです。例えば、母語(日本語)で「休暇」という概念を知らなければ、英語の「vacation」という言葉を身につけることは不可能でしょう。

また、お仕事としての翻訳には、抽象的な語学力だけではなく、その分野特有の言葉づかいのストックが不可欠です。たとえ文法的にはおかしくなく、単語の意味も辞書的には正しくても、その領域では、文書ではそういう言い方はしないよ、という言葉づかいで訳されていれば(いわゆる勝手訳)、その訳文は使い物になりません。とにかく、自分が翻訳することになるであろう種類の文書を読み、用語・表現をできる限りストックし、いざ翻訳する時にはそうした資料の言葉をそのままパクる(つまり自分勝手な文を書かない)くらいのつもりでいたほうがいいと思います。

◆Q3.翻訳者を目指している方へ一言お願いします。◆

(株式会社ホンヤク社 成田様)
翻訳会社は常に良い翻訳者を求めています。受注の波や社内の事情などはあるものの、当社においても、また他社の話を聞いても同じと感じるのは、一定品質のお仕事を丁寧に行っていて、さらに言えば向上心を持って仕事に臨む方はとても翻訳会社にとってありがたい存在であり、継続依頼の可能性は高いです。また、ILCのような学校に通ったり、業界団体のイベントに参加したりすることで、業界内の知識や情報も得られるかと思いますので、ぜひそういった勉強も行ってくださればと思います。

(株式会社アスカコーポレーション 駒田様)
翻訳者の実力分布でいうと、率直に言って、だいたい可もなく不可もなく平均点、という方が大勢いて、その上に抜きんでた方が少数、という割合です。その少数者には仕事が集中します。ですので、ぜひ多数派から抜け出すことを考えてください。それは何も特別なことではなく、今日お話ししたことを誠実に実行いただければ誰にでも可能だと考えています。最低限の、基本的なことがおろそかになっている方が意外に多いのです。
翻訳者は常に不足しています。実力のある方には十分なお仕事をご提供できると思いますので、我こそはという方にはぜひ挑戦していただければと思います。お待ちしています。


★参加者の方の感想★
・翻訳会社の採用基準を知ることができて、これからトライアルを受けようと考えている自分にとって、とても有意義なセミナーでした。
・翻訳会社の考えや翻訳者に求める要素などがわかってよかった。本日のお話を聞いて翻訳者を目指す意欲がさらに出てきたので、いい経験ができた。
・最近の翻訳業界の動向や需要などについて、会社側のお話を伺うことができて大変参考になりました。ありがとうございました。

ご参加いただきました皆様ありがとうございました!

2019/3/10(日)に「フリーランス翻訳者を目指す人のためのセミナー」を開催いたします。詳細はこちら

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