英語学習サイト『アルク』が運営している翻訳・通訳のトビラにILCが掲載されています。
講師の先生や受講生、修了生、そして学校のスタッフの方に編集部が取材したこの企画。
第2回目はメディカル翻訳初級・上級コースの受講生の方のインタビューが公開されています。
ぜひ、ご覧になってみてください!
インタビューの内容はこちらからご覧いただけます♪
★メディカル翻訳初級コースは次回は2016年10月開講を予定しています。★
★★★メディカル翻訳初級コースの詳細はこちら★★★
10月開講に向けて体験レッスンを開催いたします!
【開催日】
9/3(土)13:00-14:30
9/17(土)11:00-12:30
お申込はこちら>>https://secure.ilc-japan.com/tokyo/form/demo/index.html
掲載情報:イカロス出版社が運営している『通訳翻訳ウェブサイト』にILCが掲載されました!
イカロス出版社が運営している『通訳翻訳ウェブサイト』にILCが掲載されています。
講師の先生や受講生、修了生、そして学校のスタッフの方に編集部が取材したこの企画。
今回は、特許翻訳(バイオ・医薬)コースを担当している染谷悦男先生と受講生の方のインタビューが公開されています。
ぜひ、ご覧になってみてください!
インタビューの内容はこちらからご覧いただけます♪
★特許翻訳(バイオ・医薬)コースは2016年10月開講を予定しています。★
★★★特許翻訳(バイオ・医薬)コースの詳細はこちら★★★
体験レッスン受付中!
【開催日】
9/10(土)12:30-14:00
9/17(土)12:30-14:00
お申込はこちら:https://secure.ilc-japan.com/tokyo/form/demo/index.html
掲載情報:英語学習サイト『アルク』が運営している翻訳・通訳のトビラにILCが掲載されました!
英語学習サイト『アルク』が運営している翻訳・通訳のトビラにILCが掲載されています。
講師の先生や受講生、修了生、そして学校のスタッフの方に編集部が取材したこの企画。
第1回目はメディカル翻訳初級・上級コースを担当している吉田和男先生のインタビューが公開されています。
ぜひ、ご覧になってみてください!
インタビューの内容はこちらからご覧いただけます♪
★メディカル翻訳初級コースは2016年10月開講を予定しています。★
★★★メディカル翻訳初級コースの詳細はこちら★★★
体験レッスン受付中!
【開催日】
9/3(土)13:00-14:30
9/17(土)11:00-12:30
お申込はこちら:https://secure.ilc-japan.com/tokyo/form/demo/index.html
【翻訳コース授業ルポ】メディカル翻訳初級コース
皆さんこんにちは。
ILC国際語学センターです。
「ILCの教室では実際どんな授業が行われているのでしょうか?」、「授業や学校の雰囲気がどんな感じか気になる!」という声にお応えして、各翻訳コースの授業の様子をレポートしていきます!
今回はメディカル翻訳初級コースを紹介します。
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メディカル翻訳初級コースは、医薬翻訳に必要な専門知識と翻訳力をバランスよく身につけることを目指す初学者向けの講座です。
翻訳の演習を通じて医学の知識と英語力を効率よく身につけます。ボキャブラリーや文法知識を深めるだけでなく、文脈を正しく読んで、正確で自然な訳文を書く技術を修得します。また、インターネットを使った専門用語の調査、パソコンによる効率のよい翻訳作業など、現在の翻訳業務に欠かせない技能もカバーします。
専門知識と翻訳スキルを並行して習得できるため、医薬分野の知識がない人でも始められる講座として人気が高いコースです。
今回の演習は、二次性細菌性肺炎について述べた英文が翻訳課題として取り上げられました。課題文の分量はA4用紙で1枚程度。受講生の方からあらかじめ訳文を提出していただき、授業開始前に添削済みの課題と担当講師の吉田先生の訳例、および翻訳のポイントをまとめたプリントが配られます。
授業はまず、インフルエンザウイルスの構造の解説から始まりました。
課題文の中に登場する〈H1N1〉は、A型インフルエンザウイルスの型を示しており、これはヘマグルチニン(HA)とノイラミニダーゼ(NA)の組み合わせ144種類の中の一つとのこと。吉田先生は、製薬会社のウェブサイト上の情報を引用しながら丁寧な説明を加えていきます。
メディカル分野に限らず実務翻訳では、翻訳スキルとともに背景知識を備えることが重要になってきますが、吉田先生の指導はそうした背景知識の習得の仕方やリサーチの方法にまでおよびます。
製薬会社や研究機関のウェブサイトのほか、最近は動画投稿サイトでもさまざまな動画が見られるため、医学や生物学の基礎知識を得るのに活用できます。「特に初見の医学用語を調べる時は、単語の意味や使い方に加え発音まで覚えられるので、動画の利用価値は高いです。学習の中に積極的に取り入れるとよいでしょう」とのアドバイスがありました。
授業は翻訳課題の解説へと進み、まずは比較級の訳し方が取り上げられました。受講生の方はsecondary bacterial infections … are a more common cause of pneumoniaを「二次細菌感染は肺炎のより多い原因である」と訳しがちだが、メディカル翻訳ではこの訳文は不適切とのこと。吉田先生は、「『より』を使うのであれば、『~より…』というように比較の対象を明示して使うべき」とし、比較級の文で「より」を曖昧に使うことへの注意を促していました。この例文の場合、「二次細菌感染のほうが肺炎の原因として多い」という形にすればmoreのニュアンスを表すことができ、自然な日本語にまとめることができると訳例を示しました。
次に吉田先生が説明したのは、メディカル文書に頻出する動詞としてあげられるindicate、suggest、demonstrateなどの動詞にthat節が続く構文の訳し方です。例文Retrospective analysis of … indicated that most of these people also had a bacterial infection.には、①「~分析は、これらの人の大多数が細菌にも感染していたことを示した」、②「~分析では、これらの人の大多数は細菌にも感染していたことが示された」、③「~分析によると、これらの人の大多数は細菌にも感染していた」などの訳文が考えられますが、それぞれの文に構造上の特徴があります。
吉田先生は、「直訳の①は、述部の中にさらに主部と述部があるという入れ子構造になっていて読みにくい。受け身にすることで①の欠点を改善したのが②。③は読みやすい日本語ですっきりまとまっています。動詞indicateの訳語が表には出ていないが、訳抜けと判断されることはないです」などと丁寧な解説を加え、メディカル文書にも日本語としての読みやすさが求められることを説明されていました。
その後は次回課題のglossary(用語集)の説明の時間となり、新しい医学用語の解説がすんだところで授業は終了しました。
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★合格者にきく!翻訳トライアル合格への勉強方法とは?第12回 メディカル翻訳コース修了生★
そんな疑問にお答えすべく、ILCの翻訳コースを修了後トライアルに挑戦し合格された方々へ、合格にあたっての勉強方法などをお聞きしました!
第12回目は、メディカル翻訳初級・上級コース、治験翻訳コースを修了された方からです。
*メディカル翻訳初級・上級コース、治験翻訳コース修了生 Oさん(女性)*
翻訳会社のトライアル受験に備えてどんな勉強をされましたか?
過去の授業(メディカル翻訳初級・上級、治験翻訳)の配布資料や講義内容をまとめた自作のノートを見直しました。
コースで学んだことや課題の添削などは、トライアル受験のさいどのように活かしましたか?
メディカル翻訳の授業でインターネット検索のコツなどを教えていただいていたので、トライアルの内容に関する調べもののときに役立ちました。
トライアル受験のさいに気を付けたことはございますか?
数値の転記ミスや誤字脱字がないように何度も見直しました。
トライアルを受験されて、難しさや大変だと思う点がありましたら教えてください。
実務翻訳はクライアントの指定や好みに合わせて訳文を調節する必要があると思いますが、トライアルの段階ではクライアントの指定や好みがわからないので、訳語や言い回しの選択にかなり迷いました。
これから翻訳の勉強を始めようという方に、メッセージまたはアドバイスをお願いします。
ILCではメディカル翻訳の経験がなくてもトライアルに挑戦する貴重な機会がいただけるので、積極的にトライアルを受けてみるとよいと思います。Oさん、ご協力いただきましてありがとうございました!
実務翻訳コースの詳細はこちら
シリーズ 翻訳会社の経営者に聞く求められる翻訳者像はこちら
受講生・卒業生限定の 英語が活かせるお仕事
【ILC】在校生・卒業生限定無料セミナー「外国特許出願を意識した論文作成」のご案内
ILC受講生・卒業生限定の無料セミナーを開催いたします。
参加費は無料となりますので、ぜひ皆様のご参加をお待ちしております!
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タイトル: 『外国特許出願を意識した論文作成』
今回、特許明細書作成と論文作成に共通するライティング技術にふれたいと思います。
日本では現在のところ、医療行為では特許が認められないとされています。
しかし、iPS細胞にかかわる研究をはじめ、
再生医療、遺伝子診断、医薬品開発などの高度な医療関連発明に関して、
米国のみならず欧州もそれらの特許を認めるようになってきました。
医学研究者も特許を意識することが求められる時代になったと言っても過言ではありません。
また、論文投稿に先だって特許出願することで、
例えば、論文審査の査読によるアイデアの盗用があっても、
研究のプラオリティを確保することができます(話題になったSTAP細胞もNature投稿前に米国特許出願されています)。
特許出願の際に提出する特許明細書は論文のようなものです。
しかし、明細書には技術的側面のみならず、法律的側面(特許権を得る)もあります。
そこで、本セミナーでは、それらの類似点や相違点、
注意しなけらばならない表現など(特許明細書作成と論文作成の共通土台となるテクニカルライティングの基本)を、
簡単に説明します。
開催日:2016/05/28(土)
時間:13:00-14:30
参加費:無料
開催場所:ILC国際語学センター 東京校教室
担当講師:特許翻訳(バイオ・医薬)コース担当講師 染谷悦男
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参加ご希望の方は、メール(honyaku@ilc-japan.com)もしくはILC東京校HPのお申し込みフォームに参加希望のご連絡をお願いいたします。
URL:https://secure.ilc-japan.com/tokyo/form/siryo/index.html
メール:honyaku@ilc-japan.com
皆様のご参加をお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
【翻訳コースの授業ルポ】第1回目:特許翻訳(機械・電気・電子)コース
皆さんこんにちは。
ILC国際語学センターです。
「ILCの教室では実際どんな授業が行われているのでしょうか?」、「授業や学校の雰囲気がどんな感じか気になる!」という声にお応えして、各翻訳コースの授業の様子をレポートしていきます!
記念すべき第1回目は特許翻訳(機械・電気・電子)コースです。
特許翻訳(機械・電気・電子)コースでは、翻訳需要の高い機械・電気・電子分野の特許明細書を題材に、和訳、英訳いずれにも対応できる翻訳スキルの習得を目指しています。
プロの特許翻訳者を目指す方はもちろん、特許事務所で働いている方や弁理士の方なども受講されています。
担当講師の小薗井先生は、ILCのご卒業生でもいらっしゃいます。コースを修了後、フリーランスの特許翻訳者として15年以上ご活躍されていらっしゃいます。
今回は2回目の授業の様子をレポートします。
今回の課題は機械分野の特許明細書の和訳でした。受講生はあらかじめ授業までに宿題の訳文を提出します。授業内では、先生が添削済みの課題と訳例を基に、課題の解説を行います。
最初に、請求項の英文の冠詞の訳し方から授業は始まりました。「冠詞の訳は、日本語の場合だと習慣上表記されないが、日本語にも『冠詞の概念』がしっかり存在していることを知ること、また冠詞を意識して翻訳するように」と注意がありました。
次に話題になったのは、「a method」のあとに続く前置詞についてです。
「a method that manufactures X」、「a method to manufacture X」、「a method for manufacturing X」、「a method for manufacture of X」とさまざまな修飾部の表現があるが、使う品詞によって、特許請求の範囲を狭めてしまう可能性があると先生から指摘がありました。
「特許では広い権利をとることが重要となるので、一番限定しすぎない英語表現としてforを使うように」と、前置詞一語にも気を配って翻訳をしなければならないことが分かりました。
また、授業の後半では、「andとor」や「以上/超える」、「以下/未満」など特許翻訳では特に重要となる表現や技術用語に着目した指導もありました。
授業では一般的な英語から特許特有の表現、訳語のリサーチ方法や翻訳者としての心構えなど、翻訳者に必要なスキルと重要な情報が次々と説かれていきます。
「自分でどうやって勉強していくのか、その方法を学ぶのが学校の授業です。授業を通し、学習の方法や一生持ち続けることのできるスキル・知識を身につけていってください。」という、
先生から熱い言葉は受講生の学習への意欲を駆り立てているように感じられました。
本日の授業の感想を受講生の方にお伺いしました。
(Tさん)授業は盛り沢山な内容で特許翻訳に必要な翻訳技術や専門知識を学ぶことができます。講師の熱意が伝わってきて、「トライアルを受験できるレベルになるまで頑張ろう!」というやる気のスイッチが入ります。
(Yさん)体験レッスンも入れると本日で3回目の授業でしたが、毎回約2時間経つのがあっという間で、とても有意義な時間を過ごせていると実感しています。ささいな疑問も質問しやすい雰囲気で、独学では知りえなかっただろうと思うことも学ぶことができています。実力がついたことを感じるのはまだこれからだと思いますが、半年経って講座を修了したときが今から楽しみです。
2016/3/13(日)に「40代・50代から考えるセカンド・キャリア~フリーランス翻訳者としての働き方~」セミナーを開催しました。
2016/3/13(日)に「40代・50代から考えるセカンド・キャリア~フリーランス翻訳者としての働き方~」セミナーを開催しました。当日は、50名を超える方にご参加いただき大盛況となりました。 2019/3/10(日)に「フリーランス翻訳者を目指す人のためのセミナー」を開催いたします。詳細はこちら
第二部では、「私はこうしてフリーランスの翻訳者になった」というタイトルでILCの実務翻訳プログラムをご卒業後、フリーランスの翻訳者として活躍されている卒業生の方々にご登壇いただきました。
お話いただいた内容の一部をご紹介します。
◆フリーランスデビューを見据え、いつ頃から翻訳の学習を始められましたか?◆
55歳で前職を退職した時にその会社から翻訳の仕事を委託されて始めたが、それと同時に2~3年後の特許翻訳者デビューを目指してUスクールに通いはじめました。(特許翻訳コース卒業生)
◆翻訳の学習、上達が目に見えないものですが、学習のモチベーションが下がらないよう工夫されたことはございますか?◆
工夫というわけではありませんが、同じクラスを受講している方と、授業終了後にお茶にいったり一緒に学習をしていたりしていました。同じクラスを受講していても、製薬会社にお勤めの方、別の分野でフリーランスの翻訳者として活躍されている方など、これまでの経歴や、現在のお仕事、働いている状況がみなさんバラバラな状態です。様々な方から、自分の目標に役立ちそうなアドバイスや有益な情報をいただけることが学習のモチベーションにつながりました。(メディカル翻訳コース卒業生)
◆登録している翻訳会社やクライアントとのコミュニケーションで気をつけていることはございますか。◆
引き合いをいただいたらなるべく1時間以内に返信することです。特に、お断りしなければならないときは早めに連絡するようにしています。翻訳会社さんからは、結構急ぎで依頼がくることがあるので、こちらの返事が遅いか私が翻訳できない場合、すぐ次の翻訳者さんを探さないといけなくなります。できる場合もできない場合も、すぐ返事をするように心がけています。(メディカル翻訳コース卒業生)
学校に通っている間の学習方法では、実際に独学に使用した教材などもお持ちいただきました。参加者の方は熱心にメモを取られていました。
そのほか「デビューまでにかかった期間」「翻訳者デビビュー後の働き方」などについてもご紹介いただきました。
参加者の皆さんからは「具体的な翻訳者へのプロセスという視点からお話を伺うことができ、より将来の計画について具体的に考えることができるようになりました」「トライアルを受けるうえで心がけることなどを聞くことができ参考になりました」などの声をいただきました。
2016/3/13(日)に「40代・50代から考えるセカンド・キャリア~フリーランス翻訳者としての働き方~」セミナーを開催しました。
2019/3/10(日)に「フリーランス翻訳者を目指す人のためのセミナー」を開催いたします。詳細はこちら
2016/3/13(日)に「40代・50代から考えるセカンド・キャリア~フリーランス翻訳者としての働き方~」セミナーを開催しました。
当日は、50名を超える方にご参加いただき大盛況となりました。
第一部では、「翻訳会社が求める翻訳者とは」というタイトルで翻訳会社の方社員の方々にご講演いただきました。
「翻訳者に求められるスキルとは」「翻訳会社、クライアントが求める理想的な翻訳者とは」、「翻訳者に年齢は関係あるのかどうか」など、これからフリーランスの翻訳者を目指す方の多くが抱く疑問についてお話いただきました。
お話いただいた内容の一部をご紹介します。
◆英語力・日本語力はどの程度必要なのでしょうか?◆
分野によって必要とされる語学レベルは、基本的に変わりません。私どもの会社で考える「良い翻訳」とは、原文が過不足なく訳されていて、かつ訳文単品で見ても読みやすい、ということです。そのためには、原文言語の理解力、原文言語を訳文言語に変える力、訳文言語の作文力という3つの力が必要だと考えています。(ホンヤク社 成田様)
◆各分野の専門知識・バックグラウンドはどの程度必要でしょうか?文系出身者でも翻訳者として活躍のチャンスはあるのでしょうか?◆
大学の専攻や社会人としてのキャリアとは異なる分野で、フリーランスの翻訳者として実際に活躍している人はたくさんいます。ただし、そういった方々は独学や学校等を利用した勉強や業界研究、インターネット等による最新情報のリサーチ、他分野における専門性の応用力などにおいて非常に高い能力を持っている方だと思われます。「浅く広く」タイプは避けられがちな面もあるため、専門分野を決めて、そこから対応できる翻訳分野の範囲を広げていった方が良いと思います。(MTS 稲垣様)
◆翻訳者を採用するうえで年齢などは関係あるのでしょうか?◆
健康であれば年齢は問いませんが、PC操作等が円滑に行えることが前提です。当社の目安としては75歳くらいまでとしております。(MTS稲垣様)
年齢のお話になったさい、現役フリーランス翻訳者として活躍されている80代、90代の方のお話もあり、参加者の方からは驚きの声があがりました。翻訳に年齢はないということの驚きとともに、だからこそフリーランス翻訳者としての魅力を感じる方も多くいらっしゃいました。
そのほかにも収入やトライアルを受験するうえで気をつけるポイント、翻訳の実務経験がない方に向けたおすすめの学習やキャリアなどについてもお話いただきました。
参加者の皆さんからは「定年退職後も働いていきたいと考えていたので、将来的なビジョンに少し明るい希望を持つことができました」「フリーランス翻訳者の世界についてまったく知らなかったのですが、本日のセミナーで概要を知ることができて参考になりました」など多くの声が寄せられました。
9/23(祝・水)オープンデーを開催しました。
9/23(祝・水)、ILCオープンーと題しまして、メディカル翻訳入門講座、ビジネス文の英訳実践講座、実務翻訳の実践講座を特別開講しました。
セッション(A)では、メディカル翻訳コースをご担当いただいてる吉田先生による、メディカル翻訳の入門講座を開いていただきました。
メディカル翻訳に携わるさい、翻訳者の方が頭を悩ませるのは「どれだけ言葉を知っているか」よりも、「どれだけ現場を知っているか」、そして足りない知識をどのように補うかという点になります。
吉田先生には、先生が実際に使っていらっしゃる書籍、テレビ、インターネットなどをご紹介いただき、それぞれどのような特徴があるか、何に注意して使うべきかなどのご解説をいただきました。
特に今回参考になった点が、有力な情報が載っているサイトでも翻訳の質が悪いものがある場合の使い方です。先生は、このようなサイトを知識を得るために使うことはもとより、読みながらどういった点を改善できるか考えることで、翻訳力の向上に努められているようでした。
受講者の皆様も、吉田先生がご紹介されたサイトや書籍の使い方には目から鱗が落ちたようで、しきりに頷きながら先生のお話を聞いていらっしゃいました。
セッションBでは、ILC英語教育担当のアンソニー・フィッシャー先生(トニー先生)をお迎えして、ビジネスシーンで多用される日本語特有の表現の英訳を教わりました。
「ご検討のほど、よろしくお願い致します」「お忙しいところ恐れ入りますが」など、普段使っているのにうまく英訳できない文を翻訳するには、「本当に伝えたいことは何か」を考えることが重要だそうです。
例えば、「ご検討のほど~」という表現には、お話した案や書類について、前向きに考えてほしいという思いが隠れているので、その気持ちを文に表すと英訳しやすくなる、ということでした。実際にお話を聞いてから問題に臨むと、とてもスムーズに英訳ができるようになり、非常にタメになりました。また、対応する言葉を思いつかないときにも、文を簡単にすると英訳ができるというコツも教えていただき、1時間の短い時間でも力がついたことを実感できる講義でした。セミナー中も、トニー先生が一人ずつ受講生の皆様を回りながら一緒に訳文を考えていただき、非常に活気のある講座になりました。
セッションCでは、ビジネス一般文書翻訳初級・上級コースをご担当いただいている佐藤先生に、実務翻訳とはどのようなものかを、実践を交えながら解説していただきました。
「翻訳者」というと個人事業主として、外国書籍の翻訳や映画の字幕を作成されている方を想像されると思いますが、近年は企業内で翻訳する社内翻訳者と呼ばれる方々が、社内文書や外国とやり取りするうえでの翻訳業務に携わるケースが増えてきています。それだけでなく、社内翻訳者の方には、データの分析や通訳、秘書業務を依頼されるなど、翻訳業務にはより厳しい納期、厳しい予算が求められるようになりました。セミナーでは、こういったニーズの変化の中、どのようにして文の意味を損なうことなく短く書くかをご教授いただきました。実際に受講生の皆様に訳していただいた例文を、全員で知恵を出し合いよりよい文にしていくという、非常に活気のあるセミナーとなりました。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました!
★吉田先生が担当するメディカル翻訳初級・上級コースはこちら
★佐藤先生が担当するビジネス一般文書翻訳初級・上級コースはこちら
アルク『通訳翻訳のトビラ』でILC国際語学センターが紹介されています。
アルク『通訳翻訳のトビラ』でILC国際語学センターが紹介されています。
今回は、メディカル翻訳コースの担当講師と受講生のインタビューが掲載されています。
インタビューは、アルクさんのHPよりご覧いただけます!
ぜひご覧ください。
URL:http://www.alc.co.jp/transla…/article/tobira/school_021.html
今回インタビューにご協力いただいた吉田先生が、9/23(祝・水)にセミナー『メディカル翻訳にチャレンジ』を開催します!医学論文、ジャーナル記事などを教材に、メディカル翻訳の特徴や知っておかなければならない翻訳スキルを学んでいきます。ぜひご参加をお待ちしております!
【9/23(祝・水) オープンデー ~これから翻訳者を目指す方へ~】
A. 13:00-14:00 メディカル翻訳にチャレンジ!
参加費 1,000円
詳細はこちら:http://www.ilc-japan.com/tokyo/archives/15549
9/13(日)特許翻訳スペシャルデーを開催しました!
9/13(日)特許翻訳スペシャルデーを開催しました!
第一部は「薬はなぜ効くか?~分子標的薬を題材にバイオ英語を体験~」というテーマで、東京理科大学の筆頭常務理事である池北雅彦先生にご講演いただきました。
セミナーの前半では、くすりの種類や剤形、働きといったくすりについての基礎知識を学習しました。「錠剤になるくすり」と「カプセルになるくすり」の違いや、くすりがどこに効くのかなど、バイオ・医薬分野のバックグラウンドがない方にとってもためになる知識をお話しいただきました。セミナーの後半では、アスピリンやペニシリンなどの薬を題材に、病気の発症メカニズム、従来のくすりと分子標的薬の違い、これからの医薬品開発についてお話しいただきました。多彩なイラストや具体的な症例を挙げた分かりやすい解説を聞きながら、皆さん熱心にメモを取っていられました。
これからバイオ・医薬特許翻訳、メディカル翻訳の学習を始める方、学習中の方、さらにはすでに翻訳の実務をされている人にとっても、実践的で参考になる内容でした。
第二部は「バイオ・医薬特許翻訳コースデモレッスン~分子標的薬の特許明細書を読む~」を行いました。
担当講師の染谷先生からは、まずバイオテクノロジーを学習するうえで必要な基礎知識、「特許」とは何か、特許翻訳の特徴についてお話しいただきました。
レッスンの後半では、実際に参加者の方々に特許明細書の翻訳文を比較していただきました。「and/or」の翻訳の気を付けるポイントやバイオ・医薬分野の論文等でよく使われる単語の訳し方など、特許翻訳の特徴とバイオ・医薬分野の専門知識について同時に学習いただける内容となりました。
最後にご参加された皆様の感想を一部ご紹介いたします。
「メディカル翻訳に携わっていますが、たまにandとorの範囲が難しい文章があり、翻訳に悩むときがあったのですが、本日の説明を聞いて理解することが出来ました。」
「翻訳はまったくの初学者ですが、面白く興味を持って聴講できました。」
特許というと何となくハードルが高いイメージを持たれる方もいらっしゃいますが、参加者の方々からは、「大変分かりやすかった」、「楽しく学習できそう」というお声を頂戴しました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました!
■■■バイオ・医薬特許翻訳コースの特徴■■■
特徴1.<特許翻訳の基礎とバイオ基礎知識を同時に学習>
1回の授業を前半と後半に分け、前半ではバイオの基礎知識、後半では特許翻訳のテクニックや気を付けるポイントを学習していきます。
文系出身の方、バイオ・医薬分野のバックグラウンドがない方でも受講できるように考慮した講義をおこなっています。
特徴2.<月2回の勉強会を実施>
染谷先生は、本コースの授業終了後に月2回勉強会を実施されています。勉強会には卒業生も参加されるので、クラスメイトだけでなく先輩の特許翻訳者の方とも交流することができます。
実務翻訳プログラム説明会・個別カウンセリングで授業の資料や添削課題をご覧いただけます!!
>>お申込みはこちら:http://www.ilc-japan.com/tokyo/trans/demo